• 夏野菜を代表するひとつ、なすを使ったお手軽レシピを料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに教えていただきました。食材の持ち味を、きちんと引き出すためのポイントもご紹介します。

    しっかり焼いて、なるべく水につけずに冷ます「丸ごと焼きなす」

    画像: しっかり焼いて、なるべく水につけずに冷ます「丸ごと焼きなす」

    皆さま、こんにちは、榎本美沙です。

    今月は、この時季おいしい夏野菜レシピをご紹介したいと思います。夏野菜の栄養をたっぷり摂って、夏でも疲れづらい体にしたいですね。

    今回は、なすのおいしさが丸ごと味わえる、焼きなすのつくり方です。丸ごと焼くことで、口に入れた時に「じゅわ〜」となすのうま味が染み出します。

    香ばしさを楽しむために、なす全体が黒くなるまでしっかりと焼くのがポイントです。そして、なすの皮をむくときはやけどに気をつけながらですが、水にドボンと浸けたりせず、少しずつ出した流水に当てながらむく方が、水っぽくならずおいしく仕上がります。

    そのまま食べてもおいしいですし、なすを割いてたれと一緒にそうめんなどにのせてもおいしくいただけます。

    来月は、夏に食べたい「アジア料理」をご紹介します。楽しみにしていただけたらうれしいです!

    丸ごと焼きなすのつくり方

    画像: 丸ごと焼きなすのつくり方

    材料(つくりやすい分量、2〜3人分)

    ◎なす1袋(5〜6本)
    ◎A
    ・しょうゆ、みりん(煮切ったもの)、水各大さじ1
    ・しょうが(すりおろし)小さじ1
    ◎みょうが2本

    つくり方

     なすのへたの周りに、包丁でぐるりと切り込みを入れる。みょうがは小口切りにする。

    画像1: つくり方

     Aを混ぜ合わせる。

    画像2: つくり方

     なすはグリルに入れて加熱する。8〜10分ほど、なす全体がしっかり焦げてやわらかくなるまで焼き、やけどに気をつけながら熱いうちに皮をむく。

    画像3: つくり方
    画像4: つくり方

     なすを器に盛り付け、Aをかけ、みょうがをのせる。

    ポイント みりんは耐熱皿に入れ、ラップをかけずに電子レンジ600Wで40〜50秒加熱して煮切ります。



    画像5: つくり方

    榎本 美沙(えのもと みさ)
    料理家/発酵マイスター
    広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る 、『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(主婦と生活社) amazonで見る がある。

    新刊『今すぐ始められる、毎日続けられる。ゆる発酵』(オレンジページ) amazonで見る が、2022年5月に発売。

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