空いた時間で楽しめる、鍋敷きづくり
今日ご紹介するのは、身近にあるものを生かした暮らしの知恵、新聞チラシでつくる鍋敷きです。
皆さんの自宅には、読み終えた新聞チラシはありませんか? 手元に用意したら、鍋敷きづくりのスタートです。
大まかなつくり方は、チラシを4cm幅に切って四つ折りにし、4本を組み合わせて折ってはつぎ足し、好みの大きさになったら、円を描くように丸くして始めと終わりをボンドで留めるだけ。
少し、根気は入りますが、つくり方はシンプルです。
もともとは、松場さんが、群言堂スタッフのおばあさまに教わったもの。宿の台所で使っていると、宿のお客さまからつくり方を教えて欲しいとお願いされることも多いといいます。
「地元のお母さんたちもつくっているものだけれど、むだなく生かす、暮らしのアイデアだなと思います」
これまでいくつも完成させてきた松場さんにとっては、紙の鍋敷きづくりはお手のものです。普段からチラシを切ってストックしておき、手が空いたときにつくるのだそう。
チラシのデザインによって、独特の表情が生まれ、見た目もカラフル。紙といえども、厚みがあるので丈夫で長持ちします。
ぜひ、皆さんもつくってみてくださいね。
切って、折って、組んで、丸めて
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手を動かそう!
チラシでできる鍋敷きのつくり方
※今回はわかりやすくするため色紙を使っています。
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できあがり!
<協力/石見銀山 群言堂 撮影/渡邉英守 取材・文/宮下亜紀>
松場登美(まつば・とみ)
石見銀山生活文化研究所所長。夫と立ち上げた「群言堂」にて、デザイナー、古民家を再生した宿「他郷阿部家」の女将も務める。現在配信中のNHKワールドJapanオンデマンド番組「Zero Waste Life」に出演。『あるものを生かしきる毎日を楽しむ捨てない暮らし』(家の光協会)など著書多数。
石見銀山 群言堂: https://www.gungendo.co.jp/