• やる気が出ない、疲れやすい。そんな不調を感じている人は、「タンパク質」が不足しているのかも? 料理家の田内しょうこさんが体力向上のために取り組んだ「朝ごはん×タンパク質」改革を紹介します。今回は、夏の万能調味料「スタミナ味噌」を紹介します。

    「スタミナ味噌」を常備すれば、食が進まない夏の朝も安心

    みなさん、夏真っ盛りの時季、夏バテなどされていませんでしょうか。

    「田内のうちの朝ごはん、おいしそうだね!」と、わたしのインスタグラムを見てくれている学校の友だちから言われるといううちの子たち。「でも、あの朝ごはん食べてるの、ママだけなんだよね」と答えているのだとか。

    そうなのです。子どもたちはロクに食べる時間がなくてちょっとだけ食べて家を飛び出していくため、実はインスタグラムに載せている朝ごはんはわたし限定のことが多いのです……。

    食べる時間があまりないから、本当に食べやすいものしか食べない子どもたち。とくに娘は、ごはんと味噌汁の組み合わせにはあまり興味がなく、みそ汁も必ず半分残してしまうのですが、そんな子でも「おいしい!」と食が進む、わが家の夏の定番の味「スタミナ味噌」をご紹介します。

    画像: 子どもたちは残してしまう味噌汁とお米の朝ごはん

    子どもたちは残してしまう味噌汁とお米の朝ごはん

    「スタミナ味噌」とは、わが家で夏に常備している薬味入り味噌。「香味みそ」とさわやかな名前で呼ぶこともありますが、元気を出したいなというときにはあえて「スタミナ味噌」と呼んでいます。

    「スタミナ味噌のせて食べるか」と言うと、なんだか元気になる気がしませんか。言葉の響きと気分って大事です。

    夏の万能調味料、スタミナ味噌のつくり方

    「スタミナ味噌」は、ごくふつうの味噌に、ねぎ、しょうが、大葉、みょうがの薬味を刻んで混ぜ込んだものです。お好みでにんにくも加えるとさらにスタミナ感が増すので、気分で入れることも。

    きゅうりにつけたり、おむすびにつけたり、卵黄と一緒にごはんにのせて食べるほか、炒めものなどの味つけにも大活躍してくれます。

    画像: 夏の万能調味料、スタミナ味噌のつくり方

    大豆を発酵させてつくる味噌には、良質の植物性タンパク質がたっぷり。発酵によってタンパク質がアミノ酸に分解され、さらに吸収されやすい状態になっているところも、実は朝にぴったりな調味料です。

    炎天下で疲れたときに、塩がしっかりきいたものを食べると元気が出ますよね。その塩のミネラル分に加え、アミノ酸やビタミン、食物繊維も豊富に含まれた完全栄養食材なのだから、味噌そのものがスタミナ源で元気のもと!

    あまり味噌に興味のない子どもが「おいしい」と食べるのも、体が自然に欲しているのだと想像しています。消化の悪い大豆を発酵させて栄養食にかえたアジアの知恵ですから、単なる調味料というよりも食材のひとつとして、とくに夏にはしっかり摂りいれたいですよね。

    スタミナ味噌の材料

    ● 好みの味噌100gくらい
    ● しそ5枚
    ● みょうが2個
    ● ねぎ5cm
    ● にんにく1かけ
    ● しょうが1かけ

    スタミナ味噌のつくり方

    画像: スタミナ味噌のつくり方

    薬味をすべてみじん切りにし、味噌に混ぜます。

    すべての薬味が揃わなくても、そのときあるものだけでもOK。まずはつくってみて、そのおいしさを体験してみてください!

    うちではそうめんや冷奴などで薬味が余るたびにこの味噌に放り込み、ときおり味噌を足し、と継ぎ足しながら夏中いろいろに活用します。

    スタミナ味噌を使った朝ごはんアイデア

    スタミナ味噌を使ったタンパク質朝ごはん①
    目玉焼きの混ぜごはん

    画像: スタミナ味噌を使ったタンパク質朝ごはん① 目玉焼きの混ぜごはん

    いつもの目玉焼きごはんも、たっぷりの薬味入りの味噌を混ぜればいつもとまったく違う味わいに。油で焼いてパリッとなった白身と味噌の相性がまたよいのです。味噌は油ととくに相性がよい気がします。

    スタミナ味噌を使ったタンパク質朝ごはん②
    冷汁

    画像: スタミナ味噌を使ったタンパク質朝ごはん② 冷汁

    夏においしい冷汁も、スタミナ味噌があればかんたん! 崩した木綿豆腐に薄切りのきゅうり、もしあれば魚のもの(ほぐした干物、ツナ、しらすなど)を加え、たっぷりの薬味でいただきます。

    スタミナ味噌を使ったタンパク質朝ごはん④
    ゆで豚

    画像: スタミナ味噌を使ったタンパク質朝ごはん④ ゆで豚

    スタミナ味噌があれば、ゆで豚をのっけたパワフルな朝ごはんもさっぱりおいしい。ゆで豚にスタミナ味噌をのせ、好みでわさびや海苔も加えて。これにだしをかけて食べるのが気に入っています。

    スタミナ味噌を使ったタンパク質朝ごはん④
    トマト丼

    画像1: スタミナ味噌を使ったタンパク質朝ごはん④ トマト丼

    味噌はトマトと相性抜群。冷やしたトマトをさいの目切りにし、たんぱく質を意識して卵やしらすも加え、スタミナ味噌を混ぜていただきます。オリーブオイルを回しかけるのがおすすめ。

    ※ ※ ※

    そのほか、そうめんつゆに加えたり、お茶漬けにしたり、回鍋肉のような炒めものの味つけにしてもいいし、もちろんみそ汁にしてもおいしい。うちではお弁当のごはんの上にちょこっとのせたりもしています。

    ぜひつくってみてくださいね。



    画像2: スタミナ味噌を使ったタンパク質朝ごはん④ トマト丼

    田内しょうこ(たうち・しょうこ)
    「忙しい人のための時短料理」「時間価値を生むシステム料理」をテーマに、書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。セミナーや出張教室のほか、食と暮らし、子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』(英治出版)、『汁かけごはん』(駒草出版)など。
    インスタグラム:@tauchi.shoko
    ツイッター:@oyakogohan



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