オーツミルクプリンのハーブソースのつくり方を、料理家の中川たまさんに教えていただきました。つるんと、のどごしのいい、お腹いっぱいの後でも食べたくなるような冷たいおやつ。少ない食材、シンプルな工程、体に負担がなく少しプラスになるような食材を取り入れた、食べ飽きないおいしさです。
(『つるんと、のどごしのいいおやつ』より)
オーツミルクプリンのハーブソースのつくり方
オーツミルクの香ばしくミルキーな甘みに、ハーブソースのさわやかさをミックス。
子どもも大人も楽しめるやさしい味です。
材料(直径7×高さ7.5cmの型1個分)
● オーツミルク | 250mL |
● はちみつ | 大さじ1 |
● 板ゼラチン | 5g |
● 飾り用のハーブ(ミント、レモンバーム、ディルなど) | 各適量 |
● A | |
・スペアミント | 5g |
・ペパーミント | 5g |
・レモンバーベナ(または、レモンバーム) | 5g |
つくり方
1 板ゼラチンは、水につけてもどしておく。
2 鍋に水気をきったゼラチンと、オーツミルクの半量、はちみつを入れ中火にかける。ゼラチンが溶けたら火から下ろし、残りのオーツミルクを加えよく混ぜ合わせ、型に流し入れる。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固める。
3 ハーブソースをつくる。鍋にAと水150mLを入れ中火にかける。沸騰したら弱火にし2~3分煮る。粗熱が取れたら容器にこしながら流し入れ、冷蔵庫で冷やす。
4 2を器に盛り、3のソースをかけ、ハーブを飾る。
つるるんメモ
オーツミルクはオーツ麦の、クリーミーで自然な甘みやこくが感じられる植物性ミルクです。アーモンドミルクでつくるのも香ばしくておすすめです。
本記事は『つるんと、のどごしのいいおやつ』(文化出版局)からの抜粋です
〈撮影/宮濱祐美子〉
中川たま(なかがわ・たま)
料理研究家。兵庫県生れ。アパレル勤務を経て、自然食料品店勤務の後、2004年ケータリングユニット「にぎにぎ」をスタートさせ、2008年に独立。現在は神奈川県・逗子にて夫と娘との3人暮し。月に数回、自宅で季節の野菜や果物を大切にした料理教室を開催。雑誌や書籍での、シンプルな器使いや洗練されたスタイリングも人気。近著『つるんと、のどごしのいいおやつ』(文化出版局)など、著書多数。
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寒天、ゼラチン、葛、白玉粉、アガーを使ったつるん、つるるん、ぷるん……と、のどごしのよさにこだわった冷たいおやつは、中川たまさんが得意とする少ない材料で簡単につくれるものばかり。果物やハーブ、スパイス使いも絶妙です。みずみずしさとつるんとした食感を併せ持った、毎日でも食べたいおやつを集めた1冊です。