かぼちゃのサラダのつくり方
かぼちゃの甘味とマヨネーズの相性がぴったりの手軽なサラダです。マヨネーズは酸味の強いものを選ぶとよりおいしくなります。
材料(つくりやすい分量)
● かぼちゃ | 300g |
● 三温糖 | 大さじ1 |
● A | |
・マヨネーズ | 大さじ3 |
・白ワインビネガー | 大さじ1と1/2 |
・白こしょう | 少々 |
● ナンプラー | 大さじ1 |
つくり方
1 かぼちゃはワタと種を取り、5mm程度の細切りにする。三温糖をまぶし、水分が出て少し柔らかくなるまで15分おく。
※砂糖の量は、かぼちゃ本来の味をみながら調整する。
2 1をラップで包んで、蒸し器で蒸す。柔らかくなったらボウルに移し、Aを混ぜ合わせる。最後に味をみながらナンプラーを加える。
※かぼちゃは少し硬さが残る状態で火を止め、余熱で温めるとよい。
栗かぼちゃのこと
栗かぼちゃは、西洋かぼちゃのことで、よく店頭で目にする代表的なかぼちゃの総称です。皮は黒っぽい緑色で、果肉はオレンジ色。肉質は粉質で加熱調理することで甘みが引き出され、食べたときに栗のようにほくほくする特徴があります。
栗かぼちゃのなかでも、皮が黒っぽい「黒皮栗かぼちゃ」という品種は、「みやこかぼちゃ」や「えびすかぼちゃ」、「ほっこりえびす」「くりゆたか」「九重栗かぼちゃ」などのさまざまな種類があります。
かぼちゃは、βカロテンなどビタミン、食物繊維、ミネラルなどが豊富に含まれている栄養価が高い野菜です。皮に栄養が多く含まれているので、ぜひ皮も剥がずにそのまま使ってみてください。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
◇ ◇ ◇