ちぢみほうれんそうとしめじのだし浸しのつくり方
![画像: ちぢみほうれんそうとしめじのだし浸しのつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/12/22/92ecc06f11755f4461db48f2014634895b4bbb1a.jpg)
ていねいにとっただし汁にゆずの果汁を加え、硬めにゆでたほうれんそうと、しめじを合わせます。
普通のほうれんそうでもつくれますが、肉厚で甘味の強いちぢみほうれんそうを使えば、ほうれんそう本来の味をより楽しめます。
材料(つくりやすい分量)
![画像: 材料(つくりやすい分量)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/12/22/13f4a498c9b67fdb979725d05c5b5c32d5309924.jpg)
● ちぢみほうれんそう | 1束 |
● しめじ | 1パック |
● だし汁(濃いめ) | 1カップ |
● 酒 | 大さじ2 |
● 塩 | 小さじ1/2 |
● 薄口しょうゆ | 大さじ1と1/2 |
● ゆず汁 | 大さじ1と1/2 |
● ゆず皮(ワタをそぎ、せん切り) | 適宜 |
つくり方
1 しめじは石づきを切り落とし、手でほぐす。鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩少々(分量外)を入れ、よく洗ったほうれんそうを根元から入れる。ひと煮立ちさせたら取り出し、氷水にとる。
![画像1: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/12/22/b6255bdbd820ea611c5213c602e89d0abd518ccf.jpg)
![画像2: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/12/22/c2c531fcf90fb9a1d837fd2de93074cdcddde2be.jpg)
![画像3: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/12/22/dbcd10e63ce6bdf4b3598a62bcec87c25e8cc734.jpg)
2 鍋にだし汁を入れ中火にかけ、沸いたらしめじ、酒を加える。しめじがしんなりと煮えたら塩、しょうゆを加え、粗熱をとる。
![画像4: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/12/22/212ee182d0f6dc7cbb5e2b1ad367fe953dea7410.jpg)
![画像5: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/12/22/60e6149c8fa5f3cd40d9082a8bfb2d7642d096ef.jpg)
※しめじ本来の甘味に違いがあるので、味をみて塩の量を調整するとよい。
3 ほうれんそうを手で軽く絞り、水けをとる。軸下3~4cmは先端のみ切り落とし、縦に6等分する。そのほかの部分は3~4cm長さに切りそろえる。ふたたび水けを絞り、ざるにほぐし入れる。
![画像6: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/12/22/c8d98f7a67c8a269760dbcaf289e8e32a9a46dff.jpg)
![画像7: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/12/22/3e2a8c4c41f33a9f396d9fa4fafb329a7b9e38f5.jpg)
![画像8: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/12/22/5afe0a3d8a622b1a1141a3a829ee56d426b896c1.jpg)
※捨ててしまうことの多い軸のピンクの部分は、実は甘くて栄養素が高くおいしい部分。切り込みを入れて一緒に使うのがおすすめ。
![画像9: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/12/22/2c33c0d1b5bca799c6b1d49b07222fc265b349c7.jpg)
4 2とほうれんそうを合わせ、浸しておく。食べる直前にゆず汁をかけ、器に盛り、ゆず皮をのせる。
![画像10: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/12/22/81a86da78cb00dbcc49603cc2ef16855cbc89226.jpg)
※冷蔵庫でおくと味が染み込んでおいしい。
ちぢみほうれんそうのこと
![画像1: ちぢみほうれんそうのこと](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/12/22/6c46de114767ddc3f79932ad81898b64ebd36fb3.jpg)
「ちぢみほうれんそう」は、寒い環境で栽培される冬季限定のほうれんそう。名前のとおり、ちぢんだ肉厚な葉で、通常の「ほうれんそう」よりもうま味や甘みが強いのが特徴です。
ほうれんそうはβ-カロテンや鉄やマグネシウム、亜鉛などのミネラル類が豊富で、鉄分の吸収をサポートするビタミンCやビタミンB群がバランスよく含まれていることで知られていますが、ちぢみほうれんそうはビタミン類をさらに豊富に含みます。乾燥する冬場の乾燥肌対策としても効果が期待できるので、女性にうれしい食材といえます。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉
![画像2: ちぢみほうれんそうのこと](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2021/11/08/e71129db00210702bcf7bde64aef7fa0c7ed0389.jpg)
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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