冬の台所で重宝する白菜や大根を、「塩水漬け」で、気楽においしく食べきりましょう。今回、瀬尾さんが教えてくれたのは、「野菜たっぷり餃子」。塩水漬けの白菜がたっぷり入っています。
(『天然生活』2020年1月号掲載)
(『天然生活』2020年1月号掲載)
白菜の塩水漬けを使って
野菜たっぷり餃子のつくり方
最初は油を引かずに蒸し煮にし、最後に油を入れ、パリッと焼き上げるのが、瀬尾さん流餃子調理法。
材料(24個分)
● 白菜塩水漬け(*) | 150g |
● 餃子の皮 | 24枚 |
● 豚ひき肉 | 150g |
● にら | 1/2わ |
● A | |
・にんにく(すりおろし) | 1/2かけ分 |
・しょうが(みじん切り) | 小さじ2 |
・味噌 | 小さじ1 |
・ごま油 | 小さじ1 |
・こしょう | 少々 |
● サラダ油 | 大さじ1 |
● 酢、しょうゆ、ラー油 | 各適量 |
つくり方
1 白菜塩水漬けはごく軽く水けをしぼり、みじん切りにする。にらは小口切りにする。
2 ボウルに豚肉、にら、Aを入れてねばりが出るまでよく練る。
3 白菜を加えてさらに練る。
4 皮のふちを水でぬらし、24等分にした種をのせてひだを寄せながら包む。
5 中火でフライパンを熱し餃子を並べる。
6 餃子が1cmほどひたるくらいの水(分量外)を注ぎ、ふたをして水けがなくなるまで強火で煮る。
7 水けがなくなったらふたを取り、サラダ油を全体にかける。
8 こげ目がつくまで中火で焼き、取り出して皿に盛る。
9 酢じょうゆ、ラー油など好みのたれでいただく。
* 白菜塩水漬けのつくり方
材料(つくりやすい分量)
● 白菜 | 1/4株 |
● 塩 | 30g |
つくり方
1 保存容器に水1L(分量外)を入れ、塩を溶かす。
2 白菜は1cm幅に切る。
3 1に2を漬けて冷蔵保存する。
※ ひと晩おいたくらいから食べ頃。保存期間は約1週間
* * *
〈料理/瀬尾幸子 撮影/有賀 傑 スタイリング/竹内万貴 取材・文/鈴木麻子〉
瀬尾幸子(せお・ゆきこ)
料理研究家。手早くつくれて食べ飽きない、普段の食卓で活躍する家庭料理を提案。『賢い冷蔵庫』(NHK出版)など著書多数。「料理はつくったらつくった分だけ、おいしいものができるようになりますよ」
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです