• 東京・原宿にrestaurant eatripを開き、世界一予約の取れないレストラン「シェ・パニース」で修業した経験もある料理人・野村友里さんが、子どもたちに伝えたい料理と、食についてのメッセージをお届けします。今回は、食べると力がわいてくる肉料理「鶏肉のレモングリル」を紹介。シンプルな工程なのに、大人も驚くおいしさのレシピです。
    (『とびきりおいしい おうちごはん』より)

    お肉のすがた、わかるかな?

    お肉は、どんなお店でも、切り分けて売られています。でも、その原形を、ちょっと想像してみましょう。

    画像1: お肉のすがた、わかるかな?

    鶏(にわとり)はなんとか手でかかえられるとしても、豚も牛も、人間よりずっと大きくて、重い動物です。

    古くから、世界中のお祭りでは、動物の肉をごちそうとして、みんなで分けていただくことがならわしでした。

    現代は、なかなかそういう機会もありませんが、「命をありがたくいただく」という意識を持つことも、料理には大切です。

    画像2: お肉のすがた、わかるかな?

    部位によって、肉のやわらかさや脂の量もちがいます。その特徴に合う調理をすることで、肉料理はよりいっそうおいしくなります。

    鶏肉のレモングリルのつくり方

    画像: 鶏肉のレモングリルのつくり方

    皮がパリッとして、かむとジューシーなごちそうチキン。

    カリカリポテトの主役級のおいしさにもおどろくはず。

    材料(1人分)

    ● 鶏もも肉1枚
    ● 塩小さじ1(肉の量の1%)
    ● サラダ油またはオリーブ油大さじ1
    ● レモンの輪切り2枚
    ● にんにく1かけ(つぶす)
    ● バター10g
    ● レモン汁小さじ2
    ● じゃがいも2、3コ
    ● パセリやにんじんの葉はあれば少々

    つくり方

     皮つきのじゃがいもは、かぶるくらいの水でゆでます。皮がやぶれるくらいのやわらかさになったら、手で軽くつぶして割っておきます。

    画像1: つくり方

     鶏肉をまな板におき、皮がついた面の2、3か所にフォークをさして穴をあけます。こうすると焼いたときに肉がちぢみにくくなります。表と裏にまんべんなく塩をふります。

    画像2: つくり方

     サラダ油、レモンの輪切り、つぶしたにんにくと一緒にポリ袋に入れます。

    画像3: つくり方

     冷蔵庫で30分以上ねかせた後、鶏肉をポリ袋から出して、30分ほど室温においておきます。

    画像4: つくり方

     フライパンをあたため、やや弱めの中火で、皮面から10分ほど焼きます。肉のとなりでのじゃがいもを焼きます。

    画像5: つくり方

    ※鍋のふたや、別のフライパンの底など、重くて平らなものを肉の上におくと、皮面全体に火が通りやすくなります。

     じゃがいもの表面にカリッとした焼き目がついたら、お皿に取り出しておきます。

     肉を裏返し、余分な油をキッチンペーパーでふいて取りのぞいておきます。

     バター、レモン汁、のにんにく、レモンの輪切りを加えて、7~10分ほど焼いて、できあがり。仕上げにパセリなどを散らしてみましょう。

    画像6: つくり方

    本記事は『とびきりおいしい おうちごはん』(小学館)からの抜粋です

    〈撮影/安彦幸枝 文/小川奈緒 イラスト/三宅瑠人〉


    画像7: つくり方

    野村友里(のむら・ゆり)

    料理人。2012 年に東京・原宿にrestaurant eatrip 、2019年に東京・表参道にeatrip soilをオープン。ケータリングフードの演出や料理教室、食のドキュメンタリー映画『eatrip』で監督を務めるなど、幅広い活動をしている。「食の革命家」アリス・ウォータース率いるシェ・パニースで修業した経験を持つ。現在は朝日新聞デジタルにて、UAと「暮らしの音」を連載中。またJ-WAVE「SARAYA ENJOY! NATURAL STYLE」にて、長年ナビゲーターを務めている。著書に『eatlip gift 』『春夏秋冬 おいしい手帖』(ともにマガジンハウス)、『Tokyo eatri p』( 講談社)がある。2013年7月に『とびきり おいしいおうちごはん』(小学館)を発売。

    ◇ ◇ ◇

    『とびきりおいしい おうちごはん』(小学館)|amazon.co.jp

    『とびきりおいしい おうちごはん』(小学館)

    『とびきりおいしい おうちごはん』(小学館)|amazon.co.jp

    amazonで見る

    原宿にrestaurant eatripを開き、全米一予約の取れないレストラン「シェ・パニース」で修業した経験もある野村友里さんが、大人も驚くおいしさのレシピを、子どもがつくれるようにアレンジ。

    唐揚げやチーズオムライス、ハンバーグや生姜焼きなどの基本の料理から、シェファーズパイ、お花しゅうまい、皮からつくるもちもち水餃子やラーメン、だしの取り方や手づくりウスターソースまで、 卵、肉、野菜、魚の料理を、約40レシピを紹介します。

    レシピのほか、食の大切さや命をいただく大切さについても絵本仕立てで紹介し、「いつも何気なく口にしている食材はどこから来ているのか」といった食の本質について、わかりやすくたのしく伝える1冊です。



    This article is a sponsored article by
    ''.