枝豆のこと
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枝豆とは大豆の完熟前の実のこと。タンパク質やビタミンB1・B2が豊富で栄養価が高く、食欲が落ちる夏におすすめの食材です。
鮮やかな緑色の枝豆のほか、香りと甘みが強い山形のだだちゃ豆や、甘みがあってやわらかい丹波地方の丹波黒など、地方色豊かな品種があるのも枝豆の魅力。産地によって出回る時期がずれるので、夏から秋にかけて長く楽しめます。
枝豆のおいしいゆで方
![画像: 枝豆のおいしいゆで方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/08/02/6f1e0dedbe1692399a65bc0993d610e95c206246.jpg)
枝豆は枝つきのものが、鮮度が保たれおすすめです。きちんと下処理をして、少量のお湯で蒸しゆでに。少し手をかけるだけでおいしさが格段に違います。
材料(つくりやすい分量)
![画像: 材料(つくりやすい分量)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/08/02/a9ba670fccf35f05dff55f2ceeb2f3ee943d9a95.jpg)
● 枝豆 | 1束(枝つきで約500g、実の部分のみで約400g) |
● 塩(塩もみ用) | 大さじ2 |
● 自然塩(調味用) | 小さじ1 |
※調味用の自然塩は、枝豆を別の調理に使う場合は不要
つくり方
1 枝豆は、莢(さや)の端をキッチンばさみで切りながら、枝から外す。さっと洗い、ざるにあげる。
![画像1: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/08/02/2533f4a75c8678087217f89f2e0cf0d0b00aa6dd.jpg)
2 塩をふりかけて、擦りながら産毛をとるようにして塩をもみ込む。
![画像2: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/08/02/04163392bab374ddd1edf9300d3e2d6b6254eb5b.jpg)
![画像3: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/08/02/1757425ea7885931f011219aa264a0fe36d3e1ea.jpg)
3 直径20cmの鍋に深さ2cmくらいまで水を入れて沸かす。塩少々(分量外)を加え、真ん中が少し空くように枝豆を入れる。ふたをして約3分強火で蒸しゆでにする。途中で上下を返し、ひとつとってかたさをみて、少しかためのところで火を止めて3分蒸らし、ざるにあげる。
![画像4: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/08/02/2da7250a9a37ed9e04540a911f4d8c79173579fc.jpg)
![画像5: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/08/02/b1e3106825990bee406478aa2e265412d97c4395.jpg)
4 自然塩をふり、うちわであおぐ。
![画像6: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/08/02/32b99e24e6b7310c4693866d76b27e3504f7e15f.jpg)
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉
![画像7: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2021/11/08/e71129db00210702bcf7bde64aef7fa0c7ed0389.jpg)
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。
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