塩味と甘味の絶妙なバランスがたまらない、塩麴入りのさつまいもおこわ
皆さま、こんにちは、榎本美沙です。
9月、まだ暑さは続きますが、秋のおいしい食材がでてくる時季、今月はそんな秋の味覚を楽しむ発酵料理をご紹介します。
今回は、塩麹を入れてつくる、さつまいもおこわ。さつまいもを1本丸ごと入れて、たっぷり味わいます。
塩麹を加えることで、ごはんがよりもっちりし、まろやかな塩味がさつまいもとごはんの甘味を引き出してくれます。
レシピでは、うるち米ともち米を合わせた「おこわ」でご紹介していますが、米の全量をうるち米でつくっていただいてもおいしく仕上がりますよ。
塩麹さつまいもおこわのつくり方
![画像: 塩麹さつまいもおこわのつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/08/29/a0292587dea1496d6498bc56068375216b6d524e.jpg)
材料(つくりやすい分量)
◎ 米、もち米 | 各1合(※すべて米でも可) |
◎ さつまいも | 1本(250g) |
◎ A | |
・塩麹 | 大さじ2と1/2 |
・酒、みりん | 大さじ1 |
◎ 黒いりごま | 適量 |
下準備
米、もち米は、研いでから30分浸水させ、ざるにあげて水を切る。
つくり方
1 さつまいもは1.5cm幅のいちょう切りにして、5〜10分水にさらして水気をきる。
![画像1: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/08/29/19c7e05b79ae410c6623869f68d79e52064a643f.jpg)
2 鍋に米、A、水370mLを入れて軽く混ぜ、さつまいもをのせ蓋をして中火にかける。沸騰したら、弱火にして10分加熱する。
![画像2: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/08/29/4ced56ad2639f57a1e9f25dc221767ba78ff8bf9.jpg)
3 火を止めて、そのまま10分蒸らす。器に盛り付け、黒いりごまを散らす。
![画像3: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/08/29/ea086140cca2567c055e0c28ce4bb7da9129242c.jpg)
ポイント
・もち米が手に入らなければ、米の全量をうるち米にしてもOKです。
・炊飯器で炊く場合は【手順2】で水を2合の目盛りまで入れて、通常モードで炊飯します。
次回は、「秋野菜と鶏肉のみそシチュー」をご紹介します。
鶏肉と秋野菜のうま味たっぷりのシチューです。ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。
![画像4: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/08/29/2e14e268a760e5c9eb467752fb310f5310006ec3.jpg)
榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家/発酵マイスター
発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。
最新刊『からだが喜ぶ 発酵あんことおやつ』(主婦と生活社) amazonで見る が2023年10月発売予定。
その他の著書に『今すぐ始められる、毎日続けられる。ゆる発酵』(オレンジページ) amazonで見る 、『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(主婦と生活社) amazonで見る 、『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と渓谷社)amazonで見る など多数。
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