眼の疲れをほうっておくのは危険。眼の病気にならないためにも、「眼圧リセット」で血流を促し、日頃の姿勢や動作の見直しを。“鼻骨”をほぐして眼窩にアプローチするマッサージを、骨格矯正士の清水ろっかん先生に伺いました。眼球を包むポケット“眼窩”を押し広げて、ゆがみをリセットすることを目指します。
(『天然生活』2021年11月号掲載)
(『天然生活』2021年11月号掲載)
鼻骨をほぐすマッサージ
※眼球を触って傷つけないようお気をつけください
顔の前面にある鼻骨を引き出しながら、くぼんだ眼窩を引っ張り出します。
1 鼻骨を指でつかみ、押し下げる
![画像1: 鼻骨をほぐすマッサージ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/25/388f55855da58ebc399b201011f588bfa3406719.jpg)
親指と人指し指、中指で鼻骨をつかみ、鼻を下に向かってぐっと押し下げる。
2 1と同時にもう片方の手で、おでこの中央を押し上げる
![画像2: 鼻骨をほぐすマッサージ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/25/151d770d282911e00f3be45e49e24c87a1307d39.jpg)
1の状態をキープしたまま、頭上に向け前頭骨(おでこ付近)を押し上げる。
ポイント
![画像: ポイント](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/25/aa98b1425fb302409726ad7669c6d311909f5afc.jpg)
1と2の手の場所
鼻骨は両目頭の中央部分。
アドバイス
![画像: アドバイス](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2023/10/25/c72b35185bf556706d61dcec401f4d0782d2a6a4.jpg)
鼻骨をつかむときは3本指で
中指を添えて3本指でつかむと、すべりにくいうえ力が込めやすくなる。
すべてのマッサージ共通のコツ
●どのマッサージも合計1分を目安に行う。
●立っていても座っていても、どの姿勢でも行える。
●少しの強さで圧をかけ続ける。「持続圧」を意識して。
●血のめぐりがよくなる入浴中に行うのもおすすめ。
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〈監修/清水ろっかん 取材・文/小松﨑裕夏 イラスト/はまだなぎさ〉
清水ろっかん(しみず・ろっかん)
骨格矯正士。体幹整体サロン「ろっかん塾」主宰。近著の『手のひらマッサージで目の不調がスッキリ整う 眼圧リセット』(飛鳥新社)は15万部を突破。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです