天然生活 最新号

料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、塩麹なますのつくり方を教えていただきました。大根とにんじんに塩麹を揉み込むことで、コクが出てまろやかな塩気に仕上がります。つくりおきもできるので、バインミーの具材などに使うのもおすすめです。

まろやかな塩味に仕上がる「塩麴なます」

皆さま、こんにちは、榎本美沙です。

早いものでもう師走、慌ただしい時季かと思いますが、皆さま体調を崩されていませんでしょうか?

今月は、発酵食品を使った「発酵おせち」をご紹介していきたいと思います。

昨年は、みりんを使ってお砂糖なし、甘さ控えめに仕上がる「みりん黒豆」をご紹介しました

今回は、塩麹を使った「なます」です。

塩麹を使うことでまろやかな塩気に仕上がり、個人的にも大好きでおせち以外にもよくつくります。

つくりおきができて、さっぱりした味わいなので、箸休めにもおすすめです。

少し残ったらバゲットでバインミー風のサンドイッチにしてもおいしくいただけます。

塩麹なますのつくり方

画像: 塩麹なますのつくり方

材料(つくりやすい分量/4〜5人分)

◎ 大根1/4本(250g)
◎ にんじん1/8本(25g)
◎ 塩麹小さじ2
◎ A
・酢大さじ3
・砂糖大さじ2
◎ ゆず皮適量

つくり方

 大根、にんじんは皮をむき、千切りにし、塩麹をよく揉み込んで5分おく。水気を両手でよく絞る。

 Aを加えて和え、15分ほど味がなじむまでおく。器に盛り、ゆず皮をのせる。

画像1: つくり方

ポイント

・ひと晩おくとより味がなじみます。

・今回は、高麗にんじんを使いましたが、普通のにんじんでもOKです。

・冷蔵庫で4~5日保存可能です。


次回は「甘酒筑前煮」をご紹介します。甘酒を使った具だくさんの筑前煮です。ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです。



画像2: つくり方

榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家/発酵マイスター
発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。

最新刊『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)amazonで見る が2023年12月発売予定。

そのほかの著書に、『今すぐ始められる、毎日続けられる。ゆる発酵』(オレンジページ) amazonで見る 、『からだが喜ぶ 発酵あんことおやつ』(主婦と生活社) amazonで見る 、『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(主婦と生活社) amazonで見る 、『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と渓谷社)amazonで見る など多数。

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