(『うちの豆皿つまみ絶品レシピ』より)
ワタナベマキさんの、和えるだけ野菜つまみ
家にある食材や調味料を組み合わせ、ささっと和えて、パッとおつまみに。お酒のアテは、そのくらい気軽なほうが繰り返しつくり続けられそうです。
食材の組み合わせのセンスが抜群のワタナベマキさんには、簡単でシンプルなのに驚きのある野菜のおつまみ、「ほたてとせりの白みそ和え」を教えてもらいました。
いつもの食材×アクセントになる香りがおいしさのキーワードのようです。
「ほたてとせりの白みそ和え」のつくり方
やさしい味わいのほたてとやわらかな風味の白みそはよく合います。
春なら、菜の花と合わせてもおいしいです。
材料(2人分)
● ほたて(刺身用) | 4個 |
● せり | 50g |
● 酒 | 少々 |
● A | |
・白みそ | 大さじ2 |
・砂糖 | 小さじ1 |
・酢 | 小さじ1 |
・薄口しょうゆ | 小さじ1 |
● 白いりごま | 少々 |
つくり方
1 沸騰した湯に酒を入れ、ほたてを入れて20秒ゆでる。氷水に取り、水気を拭く。
2 せりは2cm長さに切る。
3 ボウルにAを混ぜ合わせ、2cm角に切った1を加えて和え、2を加えてさっと混ぜる。器に盛り、白ごまをふる。
ボウルに和え衣の材料を混ぜ合わせてから、食材に絡めるようにふんわり和えます。
ワタナベマキさんのとっておき豆皿
「お気に入りの豆皿を教えてください」との要望に応えて、選んでくれた1枚。
色絵が人気の伊藤聡信さんの皿。絵柄違いで2枚持っています。独特なタッチと色使いが魅力です。
本記事は『うちの豆皿つまみ絶品レシピ』(主婦と生活社)からの抜粋です
〈撮影/木村 拓(東京料理写真)取材/広谷綾子〉
ワタナベマキ(わたなべ・まき)
料理家。2005年に「サルビア給食室」を立ち上げ、料理の仕事を始める。旬の素材を生かした、つくりやすくてていねいなレシピが人気を呼び、雑誌、書籍、広告、テレビなどで幅広く活躍している。センスのよい暮らしぶりにファンも多い。
◇ ◇ ◇
6人の料理人&料理家が提案する、豆皿にのせてちょこちょこつまみたい、絶品おつまみの傑作レシピ集。うちにいながらにして、お店のようなスタイルでしっとりとお酒が楽しめるようになる、豆皿にのせておいしいつまみばかりを集めた1冊です。
提案するのは、人気の居酒屋店主や今をときめく料理家の先生たち、計6人。少量ですぐにつくれるもの、つくりおきできるものなどバラエティに富んだつまみが次々登場します。