(『1品作れば満足。2品あれば最高! ごはん同盟・しらいのりこの お弁当はこれでいいのだ』より)
無理なく続けるお弁当生活。まずは「1品弁当」から始めましょう
色とりどりのお弁当は素敵だけど、忙しい朝につくるのは大変……。
でも、自分好みの味つけは落ち着くし、できればお弁当をつくってみたい!
初めてお弁当づくりに挑戦する人や、無理なくお弁当をつくりたい人のために、ごはん同盟のしらいのりこさんが提案するのは、ごはん+おかず1~2品の「ごはん弁当」。
まずは、おかず1品で満足度が得られる「1品弁当」から始めてみましょう。
ごはんの上におかずを乗せた「のっけ弁当」や、おかずをごはんに混ぜた「混ぜごはん弁当」なら、がんばらなくても大丈夫。
本記事では、「1品弁当」のなかから「鮭のマスタード照り焼き弁当」を紹介します。シンプルな鮭の照り焼きに、粒マスタードのほのかな酸味が加わって、複雑な味わいが楽しめます。
鮭のマスタード照り焼き弁当のつくり方
材料(1人分)
● 生鮭の切り身 | 小1切れ(約80g) |
● グリーンアスパラガス | 2本 |
● 温かいごはん(さまして弁当箱に詰める) | どんぶり1杯分強(約220g) |
● マスタード照り焼きだれ | |
・しょうゆ、みりん | 各小さじ2 |
・粒マスタード | 小さじ1 |
● 塩 | 少々 |
● 小麦粉 | 小さじ1/2 |
● オリーブオイル | 小さじ2 |
下ごしらえ
・マスタード照り焼きだれの材料を混ぜる。
・アスパラは根元の堅い皮をピーラーでむき、斜め3等分に切る。
つくり方
1 鮭に粉をまぶす
鮭は塩をふり、小麦粉をまぶす。
2 焼いてたれをからめる
フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、鮭、アスパラを入れて両面を1分ずつ焼く。ペーパータオルで余分な油を拭き、たれを回しかけてよくからめ、ごはんにのせる。
(1人分541kcal 塩分2.3g)
〈撮影/木村 拓(東京料理写真)〉
※ 本記事は『1品作れば満足。2品あれば最高! ごはん同盟・しらいのりこのお弁当はこれでいいのだ』(オレンジページ)からの抜粋です
しらいのりこ(ごはん同盟)
お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチとともにごはん好きの炊飯系フードユニット 「ごはん同盟」として、おいしいごはんの炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。忙しい人に寄り添ったお弁当レシピも、幅広い層から支持されている。近著に『ごきげんな晩酌家飲みが楽しくなる日本酒のおつまみ 65』(山と溪谷社)など。
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これなら始められる!必要最小限のじみ弁本。
ごはん同盟・しらいのりこが提案する、超実用重視の弁当レシピ集。1品作れば大満足な「のっけ弁」から、おいしくて飽きない「2品弁当」まで「これなら続く!」「始められる!」と、前向きな気持ちになる一冊です。