(『天然生活』2020年5月号掲載)
「季節の柑橘とハーブのサンド」のつくり方
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
柑橘類の酸味と瑞々しさに、ハーブのさわやか感。あふれ出す果汁とやわらかなクリームが調和するサンド。
材料(2人分)
● 食パン(10枚切り) | 4枚 |
● 季節の柑橘(写真は文旦とせとか) | 合計約120g(オレンジ1個分程度) |
● ミント、チャービル | 各適量 |
● 基本のクリーム(*次ページ) | 約180g |
つくり方
1 柑橘の皮と薄皮を取り除き、1房ずつ分けておく。
2 食パンを2枚1組にして、1枚に基本のクリームをしぼり出す。対角線上に柑橘を並べ、空いた場所に残りの柑橘を置く。ミント、チャービルを散らす。*2種類以上の柑橘を使う際は、交互に並べるとよい。
3 「基本のフルーツサンドのつくり方」(*次ページ)4~7を参考にして同様につくり、耳を切り落として対角線で4等分に切り分ける。
「ココナッツオイルの焼きりんごサンド」のつくり方
ココナッツオイルの香りと、火をとおしたりんごの甘い風味で、基本のクリームの味がドラマティックに変化します。
材料(2人分)
⚫︎ りんご | 大〜中1個 |
<焼きりんご> | |
・ ココナッツオイル | 大さじ2 |
・ はちみつ | 小さじ2* |
・ 基本のクリーム(*次ページ) | 約180g |
つくり方
1 りんごはよく洗い、縦4等分に切り芯を取る。半量は皮をむき、残りは皮つきのまま3〜5mm厚さの薄切りにする。むいた皮はとっておく。
2 フライパンに半量のココナッツオイルと皮をむいたりんごを入れ、中弱火で、りんごから水分が出てしんなりするまで5分ほどじっくり火をとおす。火から下ろす直前に半量のはちみつをさっとからめる。フライパンに残った水分とオイルも一緒にバットに移して広げ、しっかり冷ます。続けて皮つきのりんごも同様に火をとおす。むいた皮も一緒に入れると、冷ましたときのりんごの色付きがよくなる。
3 食パンを2枚1組にし、1枚に基本のクリームをしぼり出す。2を右から左へ色違いに重ねて並べる(下写真参照)。
4 次ページの「基本のフルーツサンドのつくり方」(*次ページ)4~8を参考に、同様につくる。
<料理/おはらあや 撮影/吉森慎之介 スタイリング/荻野玲子 取材・文/河合知子 撮影協力/UTUWA>
おはらあや
2016年に予約制の小さな喫茶店「フルーツ喫茶オハラ」を開店。2019年からはフルーツの魅力を伝える焼き菓子の制作もはじめ、各地イベントなどにも参加している。現在は、長野県安曇野市へ移住。果実と美しい水に恵まれた地で、菓子製造のアトリエとフルーツ喫茶再開に向けて準備中。インスタグラム@fruitsandwich_ohara
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです