(『天然生活』2021年5月号掲載)
枝元なほみさんの“クイックパン”レシピ
焼きたてがうれしいクイックパン。朝ごはんにいただいたなら、1日を元気に過ごせそう。今回は、そんなパンづくしのレシピを、枝元なほみさんに教えていただきました。
遅く起きた朝や、朝昼兼用のブランチなどでよく食べるという枝元さん。クイックパンは、前日につくっておいて朝にいただくことが多いといいます。
パンの焼けるにおいは幸せな気分にしてくれます。1日の始まりを、パンと一緒に迎えてみては。
「クレセントロール」のつくり方
さくさくとした食感が軽やかな、三日月型の小さなパン。朝ごはんや、おやつにもおすすめです。
材料(12個分)
⚫︎A | |
・薄力粉 | 200g |
・ベーキングパウダー | 小さじ2 |
・塩 | 小さじ1/4 |
● バター | 50g |
● カッテージチーズ | 120g |
● 牛乳 | 50mL |
● 溶き卵 | 適量 |
● 黒こしょう、粗塩 | 各少々 |
● 打ち粉(強力粉) | 少々 |
● パイナップル、スナップえんどう | 各適宜 |
つくり方
1 ボウルにAを合わせてふるい入れる。冷やしておいたバターを加え、スケッパーなどで細かく刻んだら、両手ですり合わせるように混ぜ、サラサラの状態にする。
2 1にカッテージチーズを加え、木べらでほぐすように混ぜる。さらに牛乳を加え練らないように混ぜ、ひとつにまとめラップに包み、冷蔵庫で30分ほど休ませる。
3 打ち粉をふった台に2をのせ、めん棒で直径26~28cmの円形にのばし、放射状に12等分に切る。
4 3を外側から巻き、巻き終わりを下にして、オーブンシートを敷いた天板に並べる。表面にはけで溶き卵を塗り、黒こしょうと粗塩をふる。
5 170℃に予熱したオーブンで13分ほど焼く。
6 器に盛り、スティック状に切ったパイナップル、ゆでたスナップえんどうなどを添える。
<料理/枝元なほみ 撮影/川村 隆 スタイリング/竹内万貴>
枝元なほみ(えだもと・なほみ)
料理研究家。やさしいレシピと気さくな人柄にファンが多い。テレビ、雑誌などで活躍。一般社団法人「チームむかご」では、農業生産者をサポートする活動も。近著に『枝元なほみのリアル朝ごはん』(海竜社)。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです