新玉ねぎピクルスのつくり方
赤ワインビネガーを使うと見た目も美しい。ビネガーの量は好みで加減して。
材料(つくりやすい分量)
● 新玉ねぎ | 1個 |
● 赤ワインビネガー (なければ白ワインビネガーでも可) | 1/4カップ |
● 三温糖 | 大さじ1と1/2 |
● 塩 | 少々 |
● 白粒こしょう | 小さじ1/2 |
● ベイリーフ | 1枚 |
つくり方
1 小鍋に赤ワインビネガー、ベイリーフ、白粒こしょうを入れ火にかける。
2 ふつふつしてきたら、三温糖と塩を加える。再び煮立ったら火を止め冷ましておく。
3 玉ねぎは、上下を落とし半分に切り、5等分のくし形にする。
4 保存容器に2と3を入れる。途中、上下を返しながら半日漬ける。
新玉ねぎのこと
玉ねぎは日もちをよくするために収穫してから1カ月くらい乾燥させますが、新玉ねぎは収穫後すぐに出荷します。そのため、皮が薄く、実の水分が多く、やわらかいのが特徴です。
火を通して甘さを楽しむのはもちろん、辛みが少ないので、サラダなど生で食べるのもおすすめ。玉ねぎ特有のにおいや辛みの成分は硫化アリルと呼ばれるもので、血液をサラサラにして血栓ができるのを防ぐ作用があります。硫化アリルは加熱すると甘み成分に変わってしまうため、血液をサラサラにする効果を期待するなら、生で食べたほうがよいでしょう。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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