(『本間真二郎さんの病気にならない暮らし方』より)
免疫力を上げる発酵食レシピ
「豆乳ヨーグルト」のつくり方
本間先生に自家製豆乳ヨーグルトのつくり方を教えていただきました。
植物性の豆乳を発酵させたヨーグルトで、乳酸菌がたっぷり。朝食やおやつにおすすめです。
材料(つくりやすい分量)
● 豆乳(成分無調整のもの) | 適量 |
● 市販のヨーグルトの種(豆乳ヨーグルトの種でも) | 大さじ1 |
必要な道具
● ふた付きの瓶 | |
● 発泡スチロールの箱(大) | |
● 湯たんぽ |
つくりかた
1 瓶を熱湯消毒し、冷めたら豆乳を8分目まで入れる。そこに、ヨーグルトの種を加え、よくかき混ぜる。
2 発泡スチロールの箱に湯たんぽを入れ、くっつかないように1の瓶を入れる。8~12時間放置する。
最初に市販品を種にするだけで、あとはでき上がった豆乳ヨーグルトで種継ぎしていけます。
〈撮影/林 紘輝、山田耕司 取材・文/嶌 陽子、田中のり子〉
※ 本記事は『本間真二郎さんの病気にならない暮らし方』(扶桑社)からの抜粋です。
本間真二郎(ほんま・しんじろう)
1969年北海道生まれ。小児科医・微生物学者。2001年より3年間、アメリカにてウイルス学、ワクチン学の研究に携わる。帰国後、札幌医科大学新生児集中治療室(NICU)室長に就任。2009年に栃木県へ移住し、那須烏山市の「七合診療所」の所長に。地域医療に従事しながら、妻、2人の子どもとともに、自然に沿った暮らしを実践中。『病気を遠ざける暮らし方 できることから、ひとつずつ。自然に沿ってゆるく生きる』、『感染を恐れない暮らし方 新型コロナからあなたと家族を守る衣食住50の工夫』(ともに講談社ビーシー)、『自然に沿った子どもの暮らし・体・心のこと大全』(大和書房)ほか著書多数。雑誌『天然生活』の連載や特集での反響も大きく、多くの支持を集めている。
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地域医療に従事しながら、妻、2人の子どもとともに、自然に沿った暮らしをしている、自然派医師の本間真二郎さん。
アメリカでウイルス学、ワクチン学の研究に携わり、帰国後は栃木県へ移住し、那須烏山市の「七合診療所」の所長に。この地で、病気にならない暮らしを実践しています。
その秘訣は、体を温め、その場所の季節の食べ物を食べて、ミネラルをたっぷり摂って、腸内細菌を元気にすることで、免疫力を高めること。大きな病を防ぎ、冷えや気象病などの病気やトラブルを防ぎます。
そんな本間先生の健康についてのアドバイスと、家族との自然に沿った農を楽しむ暮らし、食べ物、お手当方法をまとめました。本間家の定番の自然治癒力を高めてくれる食品やお手当の材料、免疫力をあげる発酵食レシピも必見です。
古くて新しい視点で、現代の疲れた心と体を健やかにしてくれる一冊になりました。