感謝をテーマにした著書などを手がける“気配りのプロ”フリーアナウンサー・堤信子さんに、情報過多の時代にこそ楽しみたい手紙のアイデアを聞きました。今回は、定形封筒に入れて送るサプライズギフトについて。手書きのアナログな作業を通して、心穏やかな時間を過ごしてみませんか。
（『暮らしの図鑑 手紙の楽しみ』より）

定型封筒に、小さなサプライズ入りの手紙を

定形封筒には、手紙以外の小さなギフトを入れて送ることができます。

定形郵便の厚さは最大1cm。これだけあると、いろいろなものが入れられるのです。

私は「お疲れさま」というメッセージとともに、ティーバッグやコーヒーバッグをひとつ封筒に忍ばせたりしています。

そのまま入れてもいいけれど、台紙を色画用紙と四隅パンチを使って手づくりして特別感を出すことも。

他にも手づくりのしおりを入れたり、四葉のクローバーをパウチ処理して入れたり、秋にはきれいに色づいた落ち葉をそのまま入れたりも。

書面しか入っていないはずの定形封筒から思いがけない小さなギフトが出てきたら、受け取った人は驚きつつもきっと笑顔になるはず。

小さなサプライズ入りの手紙、送ってみませんか？

本記事は『暮らしの図鑑 手紙の楽しみ』（翔泳社）からの抜粋です

堤 信子（つつみ・のぶこ）
フリーアナウンサー、京都芸術大学・法政大学・昭和女子大学講師。TV、ラジオ、講演、司会などで幅広く活躍中。またエッセイストとして、感謝をテーマにした著書などをはじめ、webや紙面での連載も手がける。紙採集家としても有名で『マツコの知らない世界』など出演多数。監修した『暮らしの図鑑 手紙の楽しみ』（翔泳社）が2024年4月に発売。