• リモートワークをより効率よく、作業を整えるためには、暮らしと仕事との境界線を上手く切り分けることが必要です。2年半前に引っ越してきて以来、好みの空間になるように、使いやすいように、少しずつ手を加えてきた板井さん。スムーズに作業をこなすための心がけている3つのルールと仕事の相棒道具をお聞きしました。
    (『暮らしのまんなか』vol.36より)

    DIYでつくったリビングのワークスペース

    画像: DIYでつくったリビングのワークスペース

    リビングの一角に、DIYが得意なお父さまがつくったデスクを置いてワークスペースに。「建具と同じオイルを塗って仕上げているので、空間にもなじみます」。「カルテル」社の黒い椅子で空間を引き締めて。

    仕事と暮らしを両立するための3箇条

    1 . 在宅勤務の日も身支度をする
    2 . 夜は仕事のメールを極力見ない
    3 . 夕食は手づくりのものを食べる

    板井さんの仕事の相棒

    「手に入りやすい日常の道具も、妥協せずじっくり考えて選ぶ」と板井さん。出しておいても様になる、見るたびにいいと思えるものだけに。

    「ビュロー」のファイルボックス

    画像: 「ビュロー」のファイルボックス

    「レトロな雰囲気とやわらかな手触りが好き」

    「ファーゴ」のコンセントタップ

    画像: 「ファーゴ」のコンセントタップ

    「見た目のかっこよさにひかれた」というタップはUSBコード付きで実用性も抜群。

    「イケア」のワゴン

    画像1: 「イケア」のワゴン

    娘さんのおむつなどを入れていたワゴンを画材入れに。リビングに移動させることも。



    <撮影/有賀傑 取材・文/増田綾子>

    板井亜沙美(いたい・あさみ)
    グラフィックデザイナー。大学で芸術学を学び、卒業後、デザイン会社に就職。雑誌や書籍、Web 広告などを中心にデザインを手がける。同会社で企画の仕事に従事する夫と2015年に結婚。その後フリーランスに。3歳の娘と都内で3人暮らし。夫婦ともに古いものが好きで、家族で古道具店や骨董市に出かけるのが楽しみ。インスタグラム @tgwasm1116

    画像2: 「イケア」のワゴン

    <訪ねた人>
    増田綾子(ますだ・あやこ)
    編集者、ライター。生活実用誌、お母さんのためのライフスタイル誌の編集部を経て独立。『働く台所』(エクスナレッジ)、『新大人の普段着』シリーズ(金子敦子著・主婦と生活社)のほか、衣食住・アウトドアの書籍や雑誌、WEBの編集・執筆を手がける。インスタグラム@bogmoss_

    ※記事中の情報は『暮らしのまんなかvol.36』本誌掲載時のものです

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    別冊天然生活『暮らしのまんなか』vol.38

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    一田憲子さんが編集を手がける『暮らしのまんなか』vol.38。暮らしの実例12軒でお見せします。

    1章は「自然とつながって暮らす」。いつものキッチンの水道の下に、大きな海がつながっているとしたら……。そんな視点で暮らしを点検したら、洗剤の選び方や、器の洗い方が変わってくるかもしれません。ちょっとした「意識」の変化をきっかけに、自然とつながって暮らすことを選んだ、3人の暮らし方を紹介します。

    2章は「私時間を過ごすリビング」。忙しい毎日のなかでは、家事や育児に追われていつの間にか「私自身」が迷子になりがちです。そんなときは、一番多くの時間を過ごすリビングを見直してみませんか? 本をじっくり読んだり、刺しゅうをしたりすれば、大事なものを思い出すことができそうです。

    3章は「サステナブル=持続可能な収納」。あれこれ収納グッズをそろえて、部屋を片づけても、1週間もしたら、またごちゃついて……。収納で一番大事なことは、サステナブル=持続可能であるということ。「私でもできること」を見つけ、長持ちする収納システムをつくってきた、5人を取材しました。



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