心身ともにストレスがたまり、疲れが出やすいときは、心と体に寄り添う料理でほっとひと息ついてみませんか。今回は、料理研究家のコウ静子さんに、不安で寝つけないときに効果的な「あじのパン粉焼きヨーグルトソース」のつくり方を教わりました。
（『天然生活』2020年9月号掲載）
（『天然生活』2020年9月号掲載）
不安感があり、寝つけないとき
「あじのパン粉焼きヨーグルトソース」のつくり方
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
ヨーグルトとパン粉のサクサクの衣をつけた、あじのソテー。フェンネルのさわやかな香りが口いっぱいに広がるソースとともに。
材料（4人分）
| ● あじ | 2尾 |
| ● プレーンヨーグルト | 大さじ4～5 |
| ● 小麦粉 | 大さじ3 |
| ● パン粉 | 1/2カップ |
| ● 塩、こしょう | 各適量 |
| ● ピーマン | 3個 |
| ● オリーブオイル | 大さじ3 |
| ＜ヨーグルトソース＞ | |
| ・ フェンネル（みじん切り） | 大さじ3 |
| ・ プレーンヨーグルト | 大さじ3 |
| ・ にんにく（すりおろす） | 少々 |
| ・ 塩、こしょう | 各適量 |
つくり方
１ ヨーグルトソースをつくる。材料をすべて混ぜ合わせる。
２ あじは3枚におろし、腹骨をすき取り、小骨を除く。塩、こしょうをふり、両面に小麦粉をはたき、ヨーグルト、パン粉の順に衣をつける。
３ ピーマンをまな板に置いて手のひらでつぶし、へたを除き食べやすく手でちぎる。フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、さっとソテーし取り出す。
４ ３のフライパンに残りのオリーブオイルを熱し、２を並べ入れ、色よく焼く。ピーマンとともに器に盛り、１をかけて、こしょう少々（分量外）をふる。
※２の状態で冷凍保存（2週間程度）が可能。調理時は解凍せずにフライパンで焼くとよい。
香りの作用でリラックス
あじやいわしなどの青魚には、心を落ち着かせる働きがあります。気のめぐりをよくするピーマンと、フェンネルのアロマの相乗効果でさらにリラックスできそうです。
＜料理・スタイリング／コウ静子 撮影／在本彌生 取材・文／河合知子＞
コウ静子（こう・しずこ）
料理研究家。母は韓国・済州島出身の料理家、李映林。幼いころから母とともに台所に立ち、滋味深い家庭料理を覚える。薬膳に造詣が深く、ハーブやスパイス、旬の食材を生かした体にやさしい料理が得意。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
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