• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。仕事で訪れた、地元・福島の飯坂温泉を満喫する白鳥さん。

    「飯坂線」開業100周年を迎えた、福島・飯坂温泉へ

    お仕事で福島の飯坂温泉に行ってきました。

    今年は、福島駅から飯坂温泉駅までを繋ぐ飯坂線の開業100周年のメモリアルイヤーです。せっかくなので、福島駅から飯坂線に乗って出発。終点の飯坂温泉駅まで30分ほどの鉄道旅です。

    住宅の間を縫うようにして走る場所があったり、カーブの美しい場所があったり、桃やりんごの木が見下ろせる場所があったりと、飯坂線は乗っていて飽きません。

    これからの季節は、タイミングがよければ桃やりんごの花が咲いているのを見られるかもしれませんね。

    画像1: 「飯坂線」開業100周年を迎えた、福島・飯坂温泉へ

    飯坂温泉には旅館もたくさんありますが、9つの共同浴場があり大人200円、小人100円で入ることができます。有名なところだと鯖湖湯(さばこゆ)は、建物も趣があってとっても人気です。

    そして飯坂温泉は熱いことでも有名です。

    地元の人に言わせるとそうでもないのですが、私は「すごい熱い!」と思う1人です。

    以前、初めて鯖湖湯に行った時、先にいた若い女性の方に「あの、熱くて入れないんですが、これ、水入れてもいいんですかね?」と聞かれたことがあります。

    「え!そんな大げさな!」と思ったものの自分も入ろうとしてびっくり仰天。地獄の釜かと思うほど熱い

    「あんまりぬるくすると悪いですよね。」と、2人で考えた結果、頑張れるくらいまで水を入れて、いや、それでも十分熱い湯に浸かり、「これも旅の醍醐味ですね!」と、顔を真っ赤にさせて笑い合った思い出があります。

    みなさんも飯坂温泉にご旅行の際は、是非あっつあつの温泉をお楽しみください。

    飯坂温泉の駅を出てすぐのところに八百屋さんがあります。

    ふと目にすると、あら行者ニンニクが売っている。スナップエンドウが安い。なんて見ていたら、手づくりのPOPが目に入ってきました。よくよく読んでみると、これはただのPOPではない。

    画像2: 「飯坂線」開業100周年を迎えた、福島・飯坂温泉へ

    福島が誇る現役力士、若隆元、若元春、若隆景、大波三兄弟の応援に満ち溢れているではありませんか。

    そこでご店主にお話を聞くと、ずっと大ファンで応援をしているとのこと。そして、場所中に限り、若元春が取り組みで勝った翌日には10%オフのセールを開催しているそうなのです。

    お、おもしろい! そして楽しい!! 私も相撲だけはテレビで毎場所観ております。若隆景が優勝した時は小躍りしました。でも、ここのご店主の熱意には足元にも及びません。師匠ついていきます。そんなふうに思わせてくれる楽しい八百屋さん。

    私は行者ニンニクとスナップエンドウを買って帰り、夜はチヂミにして食べました。

    久しぶりの飯坂温泉でしたが、車窓からの風景も楽しみ、春の味覚も味わい、街の人にも触れ、仕事終わりには、いつもわらびを送って下さる旅館の女将さんにご挨拶にも行けて、なんだか下半期も頑張れそう。と、たくさんの元気をいただいて帰ってきました。

    画像3: 「飯坂線」開業100周年を迎えた、福島・飯坂温泉へ


    画像4: 「飯坂線」開業100周年を迎えた、福島・飯坂温泉へ

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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