素材が傷みやすく、やる気も落ちる夏。こんな時季こそ、取り入れたい冷凍保存。下味をつけたり、素材ごと凍らせたりとバリエーション豊かに組み合わせます。今回は、料理家の瀬戸口しおりさんに、「切り干し大根の炒めもの」のつくり方を教わります。
(『天然生活』2023年7月号掲載)
「切り干し大根の炒めもの」のつくり方
桜えびがアクセントのさっぱり切り干し。水分はしっかり飛ばして。
材料(つくりやすい分量)
● 切り干し大根 | 30g |
● A | |
・桜えび(乾燥) | 2g |
・ナンプラー | 小さじ1/2 |
・塩 | 小さじ1/2 |
● サラダ油 | 大さじ1 |
つくり方
1 切り干し大根は水にさらし、やわらかくもどす。ざるにあげ、水けをよくしぼる。
2 フライパンを熱してサラダ油をひき、1中火で炒める。全体に油がまわったら、Aを加え、水分を飛ばすように炒める。冷めたら小分けにして冷凍する。
※冷凍で10日間保存可
お弁当用の冷凍と温め方
瀬戸口さんは、お弁当用カップごと大きめの製氷皿に入れて冷凍。電子レンジ(200W)で1分ほど、熱いと感じるくらいまで加熱して常温まで冷まし、お弁当箱に詰めるそう。
お弁当の場合はとくに、温度管理をしっかりするのが大切。
<料理/瀬戸口しおり 撮影/山川修一 取材・文/福山雅美>
瀬戸口しおり(せとぐち・しおり)
料理家。雑誌や書籍、広告で、体を思いやるレシピを多数発表。昔ながらのしみじみとした家庭料理、エスニック料理を得意とする。おいしく食べ切る冷凍保存にも詳しく、通販会社で通信講座を受け持つほど。著書に『自分ごはん時々おやつ』(主婦の友社)など。インスタグラム@kururichan
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです