(『天然生活』2023年8月号掲載)
掃除と洗濯の道具
空間と身なりを手早く整える。それは、心地よい暮らしに、欠かせないことのひとつです。
コンドル
ぞうきんが使えるフローリングワイパーN
伸縮ハンドルで長さを調節。手持ちのぞうきんやフローリングシートを使って。「確実に固定されるので、しっかりと床掃除ができます」(AYUMIさん)
グロリア
スプレーボトル Pro10
「トリガーを握るときと離すとき、ワンアクションで2度噴射され、噴射量のムラが少ないです」(長沼さん)。噴射形状は円錐状と直線状の2種に対応。
下村企販
ダンボールダストボックス
45Lタイプのごみ袋に対応。ワンタッチで、簡単に組み立てられる。「再生ダンボール製なので、環境にも目にもやさしく気に入っています」(松場さん)
Seria
ミニ粘着クリーナー
ハンドルなしがむしろ使いやすい、ミニサイズのコロコロ。シンプルなデザインも◎。「繕いもののときに出る、小さな糸くずもキャッチ」(かわいさん)
一般的なコロコロはハンドル部分が大きいため、実は持て余していた人も多いのでは?
こちらは、収納ケースのふた部分が持ち手を兼ねるアイデア商品。広範囲を掃除するのでなければ、この大きさで十分。デスクの上に気軽に置ける。
大木製作所
折りたたみバスタオルハンガー
場所をとるバスタオルをハンガー干しで。広げれば、幅73cmのワイドサイズに。「ワンタッチで開閉できて楽。とくに室内干しに大助かり」(長沼さん)
使わないときには折りたたんで、すっきり収納できるのも便利なポイント。
ステンレス製品に定評のある「大木製作所」製なので、品質も保証つき。
さびにくく耐久性にも優れていて、長年、外干しを続けてもストレスなく使い続けられる。
イケア
ムーリッグ 物干しラック 室内/屋外用
室内外で使用可。フック付きで小物も一緒に干せる。「折りたたみできるので移動も楽。干し野菜づくりや梅干しの土用干しにも使えます」(美濃羽さん)
教えてくれた人
手づくり暮らし研究家・美濃羽まゆみさん
みのわ・まゆみ ハンドメイド子ども服・大人服ブランド「FU-KO Basics」主宰。京都の古い町家から、「ものを作る、幸せのかたちを作る」をテーマに手づくりのある暮らしを提案。著書に『別冊天然生活 美濃羽まゆみさんの手づくりのある暮らし』(扶桑社)など。インスタグラム@minowa_mayumi
モデル・AYUMIさん
あゆみ ファッション誌、ライフスタイル誌、広告、テレビなど、幅広い分野で活躍。インスタグラム@ayumiayuncoで発信される、一男一女の母としての、自然体で気取りのない暮らしぶりにファンも多い。
石見銀山 群言堂・松場登美さん
まつば・とみ 「石見銀山生活文化研究所」相談役。世界遺産・石見銀山の町、島根県大森町よりライフスタイルブランド「石見銀山 群言堂」を全国に発信。相棒である保護犬・福のファンも急増中。インスタグラム@matsuba_tomi
デザイナー かわいきみ子さん
かわい・きみこ 文化服装学院卒業後、アパレルメーカーに勤務しながらセツ・モードセミナー夜間部に入学。在学中にデザイナーとして独立する。初心者にもつくりやすい数々の入門書のほか、テレビ番組の講師としても活躍。
「雑貨と家具の道具屋」店主 長沼岳彦さん
ながぬま・たけひこ 岩手県盛岡市にて、生活に寄り添う生活道具・日用品・家具・古道具を取り扱う「雑貨と家具の道具屋」を営む。生活者としての確かな目線から選ばれるアイテムにファンが多い。インスタグラム@douguya.nono
<撮影/林 紘輝 取材・文/福山雅美 スタイリング/竹内万貴 撮影協力/AWABEES、UTUWA>
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです