体を健やかに保つには、しっかりと食べることが大切です。夏の体にうれしい栄養素を含むお酢で、おいしく夏バテを防ぎましょう。今回は、梅酢を使った「もやしとアボカドの梅酢あえ」のつくり方を料理家のワタナベマキさんに教わりました。
（『天然生活』2023年8月号掲載）
今回使うお酢は
梅酢
梅干しをつくる際、塩漬けしたときに上がってくる水分。
「塩けがあるので、これだけでも味が決まります。私は塩分14％で梅干しをつくるので梅酢の塩分も低めですが、市販のものは20％前後のものが多い様子。自宅の梅酢を使う場合は、味をみながら調整を」とワタナベマキさん。
梅だけの状態であれば白梅酢、赤じそも入れた状態であれば赤梅酢になります
梅酢を使って
もやしとアボカドの梅酢あえ
クリーミーなアボカドを梅酢で軽やかに。
材料（2人分）
| ● もやし | 1/2袋 |
| ● アボカド | 1個 |
| ● 白梅酢 | 大さじ1 |
| ● ごま油 | 小さじ2 |
| ● 七味とうがらし | 少々 |
つくり方
１ もやしはひげ根を取り除き、塩少々（分量外）を加えた湯で30秒ゆでる。ざるにあげ、キッチンペーパーで水けをふき取り、粗熱を取る。
２ アボカドは皮と種を取り除き、3cm角に切る。
３ ボウルに１、２、白梅酢を入れてさっと混ぜ、ごま油を加えてひと混ぜする。器に盛り、七味とうがらしをふる。
〈料理／ワタナベマキ 撮影／山川修一 スタイリング／竹内万貴 取材・文／福山雅美〉
ワタナベマキ（わたなべ・まき）
グラフィックデザイナーを経て、料理家として独立。シンプルだけど滋味深く、素材の味を引き出した料理が人気。インテリア、器、ファッションなど、センスあふれるライフスタイルが年代を超えて支持されている。『時間をかけて作りたい料理』（Gakken）、『マキさんの極上シンプルおにぎり』（ワン・パブリッシング）ほか著書多数。
インスタグラム：@maki_watanabe
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
