湿度と気温が上がるこれからの時季、手づくりのお弁当は傷みが心配。今回は、料理家の本田明子さんに、夏のお弁当アイデア「しょうが焼き弁当 」のつくり方 を教わりました。
(別冊天然生活『みんなの定番弁当』より)
(別冊天然生活『みんなの定番弁当』より)
豚のしょうが焼き弁当
「しょうが焼き」のつくり方
肉を触る回数を減らすため、バットに広げておくのがポイント。防腐効果もある、しょうがをたっぷり効かせた定番の味。
材料(1人分)
● 豚肩ロース薄切り | 100g |
● A | |
・しょうが(すりおろし) | 小さじ1~2 |
・砂糖、みりん | 各小さじ1 |
・しょうゆ | 小さじ2 |
● 粗びき黒こしょう | 少々 |
● サラダ油 | 小さじ1 |
つくり方
1 皿またはバットに豚肉を広げて並べる。合わせたAを肉の上にかける。
2 フライパンを温めて油をなじませて、中火で肉の両面を焼き、仕上げに黒こしょうをふる。
「いんげんとにんじんの煮もの」のつくり方
調味は市販の麺つゆだけ。日持ちする調味料を使えば安心。十分に汁けを切り、冷めてからお弁当箱に詰めましょう。
材料(1~2人分)
● いんげん | 3本(約30g) |
● にんじん | 3cm(約30g) |
● 水 | 1/2カップ |
● 麺つゆ(3倍希釈) | 小さじ1 |
● ごま油 | 小さじ1/2 |
つくり方
1 いんげんは長さを2~3つに切る。にんじんは1cm幅の輪切りにする。鍋ににんじんと水を入れ、ふたをして中火にかける。4分ほどたったらいんげんを加え、さらに1分ほどゆでる。
2 ざるにあけてゆで汁をきり、麺つゆ、ごま油を加えて2~3分、煮汁がほぼなくなるまで煮る。脚付きのざるにあけて汁けをきる。
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<料理/本田明子 撮影/山川修一 構成・文/結城 歩>
本田明子(ほんだ・あきこ)
家庭料理家。小林カツ代の助手を20年以上務めたのち独立。つくりやすくおいしい家庭料理を提案する。著書に「昔ながらのおかず」シリーズ(マガジンハウス)など。インスタグラム@honda_akko
※記事中の情報は 『お弁当づくりがラクに、楽しくなる みんなの定番弁当』掲載時のものです