収める、整える、飾る、持ち運ぶ……。便利さとかわいさを両立した暮らしの相棒です。今回は、暮らしの達人「日用美」店主・浅川あやさんのかご使いを拝見しました。
リビング
木とレザーの道具の間ですっと抜けた軽やかさを演出
階段下の空間に置いたアイロン台も素敵な収納スペース。ここにも「竹や ほんのり」の屋号で活躍する竹かご作家・本多典子さんの竹かごが。
六つ目編みという目の大きい編み目で、軽やかな佇まい。長年使い続けて、青からあめ色に変化し、レザーハンドルと美しく調和してきた。
ランドリー
同じかごが並ぶと空間にまとまりが出ます
ホテルのようなすっきりとした洗面台は、オープンの棚に大きめのかごをレイアウト。洗剤などのストックや、電化製品、タオルなどを種類別に収納している。
20年近く使っているというかごはインテリアショップ「アイ・スタイラーズ」がオリジナルでつくっていたもの。丈夫で収納量たっぷり。
おでかけ
夏の装いを美しく仕上げるかごバッグは持ち歩く工芸品
おでかけ用のかごバッグは、ベッドルームにオープンに収納。
美しいかごは置いておくだけでさまになり、インテリアのアクセントとしても力を発揮。奥の山ぶどうのかごは母から譲り受けたもの。
「濃い色は冬の服にも合わせやすいです。手前の橋本晶子さん作の竹かごは夏限定で楽しんでいます」
<撮影/砂原 文 取材・文/鈴木麻子>
浅川あや(あさかわ・あや)
日用品の店「日用美」を神奈川・二宮で営む。洋館を改装した店内には、作家ものの器や、衣類、アクセサリーなどが並ぶ。店の営業は日、月、火曜の週3日。インスタグラム@nichiyobi_asakawa
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです