夏から初秋は、多くの野菜や果物が採れる時季。旬のおいしさを長く楽しむために、保存食をつくってみませんか？ 料理研究家の中川たまさんに、「かつおのハーブオイル漬け」のつくり方を教わりました。
（『天然生活』2023年9月号掲載）
（『天然生活』2023年9月号掲載）
かつおで保存食をつくりましょう
旬のおいしさを長く味わうために、保存食をつくってみませんか？
料理研究家の中川たまさんに、「かつおのハーブオイル漬け」のつくり方を教わりました。
秋に旬を迎える、戻りがつおのおいしさを閉じ込めたオイル漬けは、パスタの具や蒸し野菜の付け合わせに。
かつおは塩をふり、水分をふき取ってから漬けるのがポイントです。
かつおのハーブオイル漬けのつくり方
かつおのおいしさをオイルでぎゅっと閉じ込めて。
蒸し野菜に合わせるだけで、ごちそうの完成です。
材料（つくりやすい分量）
| ● かつお | 1柵 |
| ● 塩 | 小さじ2/3 |
| ● オリーブオイル | 適量 |
| ● Ａ | |
| ・にんにく（薄切り） | 1片分 |
| ・イタリアンパセリ（みじん切り） | 大さじ1 |
つくり方
１ かつおは1cm厚さに切り、塩をふり15分ほどおく。出た水分をキッチンペーパーで軽く押さえてふき取る。
２ 鍋にかつお、Ａを入れ、オリーブオイルをひたひたになるくらいまで注ぎ、弱火にかける。かつおの表面が白くなったら1分ほどして火を止める。
３ 粗熱が取れたらオイルごと保存容器に入れ冷蔵庫で保存する。翌日から食べごろ。パスタの具や、蒸し野菜に合わせても。
保存期間：かつおがオイルにつかっている状態で冷蔵庫で2週間保存可能
＊ ＊ ＊
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〈料理・スタイリング／中川たま 撮影／宮濱祐美子〉
中川たま（なかがわ・たま）
料理研究家。神奈川県・逗子で、夫と娘と猫のしろこと暮らす。ケータリングユニット「にぎにぎ」を経て2008年に独立。著書に『自家製の米粉ミックスでつくるお菓子』（家の光協会）など多数。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
