ライスペーパー(生春巻きの皮)のこと
米からつくられるライスペーパー。本場ベトナムでは「バインチャン」と呼ばれ、野菜やえびを巻いた生春巻きや、油で揚げる揚げ春巻きに使われます。
小麦粉が入っていないので、アレルギーのある方も安心していただけます。最近ではスーパーでも手に入るので、使ったことのない方もぜひ挑戦してみてください。
ライスペーパー シュウマイ風のつくり方
玉ねぎの甘味が引き立つシンプルな味。粗びきの白こしょうを入れた米酢につけて食べるのがおすすめ。
材料(12~13個分)
● ライスペーパー | 4枚 |
● 豚ももひき肉 | 250g |
● 小えび | 150g |
● ラード | 大さじ1 |
● 長ねぎ(みじん切り) | 1/4カップ |
● 玉ねぎ(7mm角) | 1/2カップ |
● 塩 | 小さじ1/2 |
● 白こしょう(粗びき) | 適量 |
● 米酢 | 大さじ1と1/2 |
つくり方
1 せいろにワックスペーパーを敷き、穴を開けておく。
2 ライスペーパーは粗く割った後、手でもんだりはさみを入れたりなどして細かくする(1〜2cm大くらいの大きさにする)。
3 小えびは7mm~1cm大くらいの大きさに切る。
4 ボウルに3の小えびと豚ももひき肉、長ねぎ、ラード、塩、こしょうを入れて手でよく混ぜる。
5 12〜13個の団子状に丸めてバットに並べ、2を全体に貼り付け、しばらくおく。
6 蒸し器を湯気が出るまで火にかける。
7 せいろに敷いたワックスペーパーに油(分量外)を薄くぬり、5を並べ、蒸し器にのせ、強火で10分蒸す。
8 粗びき白こしょうを加えた米酢につけていただく。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/村上有希〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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