• 「僕の炒めものは、強火でが~っとではなく、ゆっくりなんです」と語る麻生さん。家庭料理なら、あせらず「やさしく」つくるのがおすすめだそう。冷蔵庫をのぞき込んで残り物を見つけたら、どんな組み合わせでも、おいしく仕上げられるのが炒めもののよさ。今回は、「牛肉のトマトキムチ炒め」のつくり方を教わりました。
    (別冊天然生活『暮らしのまんなか』vol.39掲載)

    「牛肉のトマトキムチ炒め」のつくり方

    画像: 「牛肉のトマトキムチ炒め」のつくり方

    キムチをたくさん入れすぎないように注意。ちょっと辛さをプラスする程度に。全体を炒め終わったあとにトマトを加えてフレッシュさを残すことがポイントです。

    材料(2人分)

    ● 牛こま切れ肉200g
    ● トマト小2個
    ● 白菜キムチ50g
    ● 細ねぎ(小口切り)1本分
    ● 塩、こしょう各少々
    ● サラダ油適量

    つくり方

     牛肉は食べやすい大きさに切り、塩、こしょうをふる。

     トマトはヘタを取って8等分のくし形切りにする。キムチは食べやすい大きさに切る。

     フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、を入れてよく炒める。キムチを加えてさらに炒める。トマトを加えてざっと炒める。

    ▶コツ キムチは炒めることでまろやかな味わいに。隠し味感覚に少なめに加えて、塩、こしょうのみで味をととのえるのが、素材の味を引き出すコツ

      器に盛り、細ねぎをのせる。

    〈撮影/馬場わかな 構成・文/一田憲子〉

    本記事は別冊天然生活『暮らしのまんなか』vol.39からの抜粋です

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    麻生要一郎(あそう・よういちろう)
    料理家。建設会社の3代目として働いたのち、知人に誘われ新島で宿を始める。これを機に料理人の道へ。東京に居を移し、ケータリング弁当の仕事を始め、家庭的な味わいで人気を集める。雑誌へのレシピ提供、食のエッセイなどを手がける。著書に「365 僕のたべもの日記」(光文社)など。インスタグラム@yoichiro_aso

    ※ 記事中の情報は取材時のものです



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