• 明日を元気に迎えるために必要なのは、自分をいたわる夜のお手当て。今日の疲れをすっきり取り去ります。アーユルヴェーダで大切にしているのが、代謝をよくすること消化を促す「家の中の散歩」と「水づけレーズン」の習慣を、女優・アーユルヴェーダ料理講師の高瀬媛子さんに教えていただきました。
    (『天然生活』2020年2月号掲載)

    代謝をよくして、1日をきれいにリセット

    アーユルヴェーダで大切にしている代謝。理想は、1日、1日をきれいにリセットしていくことだといいます。

    「多くの不調は、代謝の悪さが原因のことが多いんです。夜は、明日の準備時間。できれば夕食も軽めにして、就寝時には消化が終わった状態でいるのが理想。なめらかな“排出”を意識し、新しい細胞で明日を生きていけるようにしたいですね」

    高瀬さんの夜のお手当て
    夕食後には、家の中を100歩散歩

    食事のあとは、眠るだけ……という人も多いかもしれませんが、きちんと消化を促す運動をすると、明日の目覚めが爽快になります。

    そこで高瀬さんがおすすめするのが、食後の100歩散歩。

    「わざわざ外に出てウォーキングとなると、なかなか続けられません。家の中をぐるぐると、それも面倒なら、その場で100歩足踏みするだけでも、適度な運動になりますよ」

    画像: 高瀬さんの夜のお手当て 夕食後には、家の中を100歩散歩

    高瀬さんの夜のお手当て
    翌日のお通じを助ける水づけレーズン

    朝、つけておいたレーズンを夜に食べれば、翌朝の代謝が気持ちよく行えます。

    「朝の時間をすっきりした気分で迎えられれば、1日を軽やかに過ごせます。これは、明日をずっと気持ちよく過ごすための“仕込み”のようなもの」。

    即効性が感じられない場合でも、毎晩規則正しく続けることで体調が整い、便秘気味だった人も少しずつ自然なお通じが見られるようになるとか。

    画像1: 高瀬さんの夜のお手当て 翌日のお通じを助ける水づけレーズン

    レーズンは砂糖なし、オイルコーティングされていないものを選ぶ。できれば有機栽培のものがおすすめ。朝、10粒をひたひたより少し多めの水にひたしてふやかしておく。

    画像2: 高瀬さんの夜のお手当て 翌日のお通じを助ける水づけレーズン

    寝る前に、ひと粒ずつよくかんで食べる。レーズンのエキスが出た水も、残さず飲む。水が多いとレーズンの甘味がなくなるので、水は多くしすぎないのがおいしく続ける秘訣。



    〈撮影/山川修一 取材・文/福山雅美 構成/鈴木麻子 イラスト/須山奈津希〉

    画像3: 高瀬さんの夜のお手当て 翌日のお通じを助ける水づけレーズン

    高瀬媛子(たかせ・あきこ)
    「アーユルヴェーダな女優」として料理教室や講演活動を通じて「ホリスティックな暮らし」を提案している。
    インスタグラム:@akiko_takase

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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