カルシウム豊富な「小松菜」の味噌汁でイライラ防止
日本を代表する伝統食品「味噌」。
味噌には、体でつくりだすことができない必須アミノ酸9種がすべて含まれているほか、ビタミンやミネラル、食物繊維など、たくさんの栄養素がつまっています。
そんな、栄養豊富な味噌を手軽にとれる料理は、なんといっても「味噌汁」です。
具材に、気になる不調に効果の高い食材を加えれば、その力はさらにアップ!
本記事では、イライラしているときや、ストレスがたまっているときにおすすめの、小松菜としらすの味噌汁のつくり方をご紹介します。
カルシウムが摂取不足になると、細胞内に蓄えていたカルシウムが放出され、神経細胞を刺激してイライラの原因に。
カルシウムを豊富に含む小松菜としらすの味噌汁で心を健やかに整えましょう。
青菜でダントツのカルシウム量を有する小松菜としらすでイライラ防止
小松菜としらすの味噌汁のつくり方
材料(2人分)
● 小松菜 | 100g |
● しらす干し | 大さじ4 |
● だし汁 | 2カップ |
● 味噌 | 大さじ1 |
つくり方
1 小松菜は2cm長さに切る。
2 鍋にだし汁を入れて中火にかけ、煮立ったら1、しらすを加える。
3 再び煮立ったら味噌を溶き入れ、ひと煮立ちしたら火を止める。
1人分:35kcal
〈撮影/星 亘、難波雄史 スタイリング/肱岡香子〉
※ 本記事は『100歳健康みそ汁』(扶桑社)からの抜粋です。
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◆1日1杯で病気を防いで免疫力アップ。毎日のみそ汁が長生きの近道!◆
「みそ汁は医者いらず」、「みそ汁は朝の毒消し」と言われるほど、日本人の健康を支えてきたみそ汁。医学的見地から健康パワーが解明され、そのすごい健康効果に注目が集まっています。
「材料を切る→煮る→みそを溶く」と作り方は簡単! 好みの具材を加えるだけで、たくさんの栄養をとることができ、食材から栄養が溶け出ても汁ごと食べられて栄養を逃さないのもいいところ。
この本では、みそ汁がいかに健康にとって優れているかを医師の石原新菜さんが豊富なデータとともに解説。さらに、筋力維持「タンパク質たっぷりなおかずみそ汁」や、不調を予防・改善できる「体調別みそ汁」など、飽きずに取り入れられる具だくさんみそ汁71品を紹介。
*本書は『1日1杯で病気を防ぐ!免疫力アップの健康みそ汁』(2018年12月発行)を再編集し、新たにレシピを追加したものです。
監修 石原新菜(いしはら・にいな)
医師。イシハラクリニック副院長、ヒポクラティック・サナトリウム副施設長。日本内科学会会員。日本東洋医学会会員。日本温泉気候物理医学会会員。帝京大学医学部卒業。主に、漢方医学、自然療法により、種々の病気の治療にあたる。講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』(日本文芸社刊)amazonで見る 、『みそ 酢 米ぬか 体が整うすごいやせレシピ』(主婦と生活社刊)amazonで見る など著書、監修書多数
料理 岩﨑啓子(いわさき・けいこ)
料理研究家・管理栄養士。書籍や雑誌、メニュー開発などで栄養バランスを考えた、優しく飽きのこない味で、簡単につくれる家庭料理を多数提案している。食材の冷凍の活用や蒸し料理のレシピにも定評がある。『徹底解剖! 野菜のおいしい食べ方大全』(ナツメ社刊)amazonで見る 、『夫婦ふたりにぴったりの60歳からのたんぱく質しっかりごはん』(宝島社刊)amazonで見る など著書多数