• 自身も頭痛に悩み、上手なつきあい方を探し中という料理家のなかしましほさん。そんななかしまさんが提案する“頭痛をやわらげる食材”を使った特製のおかずは、素材の味が際立つやさしいおいしさです。今回は、ほうれんそうを使った「ほうれんそうとかきのオイル蒸し」のつくり方を紹介します。
    (『天然生活』2023年2月号掲載)

    ほうれんそうとかきのオイル蒸しのつくり方

    鉄分ミネラル豊富な優秀コンビ。蒸し煮でまろやかに。

    材料(2人分)

    ● ちぢみほうれんそう1袋
    ● かきのオイル漬けの油(*)大さじ2
    ● かきのオイル漬け(*)好みの量
    ● 塩少々
    画像: 「頭痛予防」にうれしいおかず“ほうれんそうとかきのオイル蒸し”のつくり方/なかしましほさんの、頭痛がやわらぐやさしいレシピ

    頭痛をやわらげる食材
    ほうれんそう

    マグネシウムとビタミンB2、鉄分の吸収率を高めるビタミンCなどが豊富。血圧を抑える効果も。

    つくり方

     ほうれんそうは根元の黒い部分を削り、十字に切り込みを入れて小分けにして洗う。ざるで軽く水気を切る。

     厚手の鍋にほうれんそうとオイル漬けの油を入れ、塩を全体にふり、ふたをして弱火にかける。ほうれんそうにくったり火が通ったら、かきを加えてさっと温める。塩で味をととのえる。

    *かきのオイル漬けのつくり方

    材料とつくり方(つくりやすい分量)

     かき(加熱用)300gに塩少々をやさしくもみ込み、流水で洗い水気をふく。

     鍋に、酒大さじ2、しょうゆ大さじ1を入れて強火にかける。鍋をゆすりながら、水分がなくなるまで煎りつける。

     粗熱を取り、保存容器に、つぶしたにんにく1/2片、種を取ってちぎったとうがらし1/2片、ローリエ1枚を入れ、オリーブオイルと太白ごま油を適宜半量ずつ(油が固まりにくくなる)、かきがかぶるまで注ぐ。

    *冷蔵庫で1週間ほど保存可能



    〈撮影/衛藤キヨコ イラスト/はまだなぎさ 取材・文/熊坂麻美〉

    なかしま・しほ
    おやつの店「foodmood」店主。ベトナム料理店、オーガニックレストランで経験を積み、料理家に。体にやさしく、シンプルな材料でつくるお菓子が人気。初のガイドブックとなる新刊『なかしましほ ソウルのおいしいごはんとおやつ』(KADOKAWA)が発売中。
    X(旧ツイッター)@nakashimarecipe

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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