簡単で手軽なのに華やかな「テトラ形ラッピング」
ころんとした形がかわいい、テトラ形のラッピング。
立体的なので一見すると難しそうですが、実は材料も手順もとてもシンプルで簡単です。
マチのない袋でも立体的で中身が広く使え、入れるものも選びません。
今回、ラッピングしたのは、ほろほろとした食感がくせになる“きなこのポルボロン”。
くずれやすいクッキーなのですが、立体的な「テトラ形ラッピング」なら袋内に空間があり、安心です。
中に入れるものによって袋の大きさを替えたり、透明な袋を使って中身を見せるように包んだり、アイデア次第でオリジナルのラッピングに。
ぜひ、これからのホリデーシーズンにお役立てくださいね。
テトラ形ラッピングのつくり方
●用意するもの
紙袋、リボンなどの飾り、両面テープ、クッキーを包むグラシン紙
●ラッピングの手順
1 クッキー(ここでは、「きなこのポルボロン」)をグラシン紙で包む。
2 紙袋を広げて1を入れ、脇の折り線と折り線を口のところで合わせてテトラ形に整える。
3 袋の口を2、3回折りたたむ。
4 口を両面テープで留める。リボンなどの飾りを両面テープで留める。
※ ラッピングした「きなこのポルボロン」は、天然生活の本『まいにち、感動クッキー』(扶桑社)に掲載されています。
<料理/本間節子 撮影/山川修一 取材・文/平山祐子 スタイリング/阿部まゆこ>
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本間節子(ほんま・せつこ)
お菓子研究家。日本茶インストラクター。25年続くお菓子教室「atelier h」主宰。雑誌や書籍でのレシピ提供、イベントや講習会など幅広く活躍。11月5日に新刊『まいにち、感動クッキー』(扶桑社)を発売予定。
https://atelierh.jp/
『天然生活』ONLINE SHOPで、毎回即完売のクッキーボックスを制作する本間節子さん。
その人気の理由は、甘すぎず、やさしいのにきちんと感じる素材の味。
ひと口食べれば、だれもが「おいしさに感動した!」といいます。
本書は、本間さんが長年つくりつづけ、吟味を重ねた“本当においしい”クッキーのレシピをまとめました。
定番のクッキーはもちろんのこと、塩味やスパイス、ハーブの効いた、お酒のおつまみにもぴったりな甘くないタイプも。
まいにち食べても飽きることないバリエーションに富んだ、選りすぐりのクッキー45レシピを紹介します。