北海道に暮らす料理家のたかはしよしこさんに、北国の香りの代名詞、ラベンダーを使ったレシピを教わります。今回は「ラベンダー香るブルーベリージャム」のつくり方です。煮ている時間もぜひお楽しみください。
(『天然生活』2020年11月号掲載)
(『天然生活』2020年11月号掲載)
心を満たす「ラベンダー」の気品あふれる香り
以前からラベンダーは好きで、かき氷のシロップにして練乳と合わせるなど、柔軟にレシピに取り入れていたよしこさん。
でも、北海道・美瑛町で初めて目にした、たくましく育つ様子とその香りには、改めて感激したと話します。
鼻をくすぐる“香る”一品、ぜひご堪能ください。
ラベンダー香るブルーベリージャムのつくり方
北海道で同じ時季に採れるブルーベリーに、ラベンダーを合わせてパンにヨーグルトに。
いつものジャムが高貴な風味に変わります。
材料(つくりやすい分量)
● ブルーベリー | 500g |
● ラベンダー | 大さじ2(3g) |
● てんさい糖 | 200g |
● レモン汁 | 1/2個分 |
つくり方
1 ブルーベリーはよく洗い水けをとる。
2 鍋に1を入れ、てんさい糖とレモン汁を全体にまぶし、洗って水けをきったラベンダーも加えて3時間ほどおく。
3 鍋を中火にかけ、ぐつぐつと煮えてきたらあくをていねいに取り除き、弱火にして15~20分煮る。
〈撮影/前田 景 取材・文/遊馬里江〉
たかはし・よしこ
料理家。S/S/A/W主宰。かけるだけでおいしくなる「エジプト塩」はじめ、数々の調味料も考案。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです