• ここ数年、グッと身近な存在になった麴。麴に含まれている酵素は、腸の働きと密接な関係にあります。手づくりの塩麴と甘酒で、その効果を取り入れてみませんか? 料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、アレンジレシピを教わります。今回は、「焼き野菜の塩麴マスタードドレッシング」と、「カリフラワーの甘酒スープ」のつくり方を。
    (『天然生活』2021年11月号掲載)

    \塩麴で/
    焼き野菜の塩麴マスタードドレッシング

    画像: \塩麴で/ 焼き野菜の塩麴マスタードドレッシング

    塩麴に粒マスタードやはちみつを混ぜた絶品ドレッシング。

    食物繊維が豊富な根菜を皮ごと食べるとさらに相乗効果が。

    材料(2〜3人分)

    ● れんこん1/2節(100g)
    ● ごぼう1/3本(50g)
    ● かぼちゃ100g
    ● サニーレタス葉2枚
    ● オリーブオイル大さじ2
    ● A
    ・塩麴(次のページを参照)、オリーブオイル各大さじ1
    ・粒マスタード、はちみつ、酢各小さじ1
    ・こしょう少々

    つくり方

     れんこんは皮ごと7mm厚さの半月切り、ごぼうは皮ごと5mm厚さの斜め切り、かぼちゃは皮ごと5cm幅の厚さ1cmに切る。サニーレタスはひと口大にちぎる。Aは混ぜ合わせる。

     フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、れんこん、ごぼう、かぼちゃを入れて6~7分かけて両面を焼く。

     器にサニーレタス、を盛り、Aをかける。

    \甘酒で/
    カリフラワーの甘酒スープ

    画像: \甘酒で/ カリフラワーの甘酒スープ

    野菜と甘酒の穏やかな甘味が際立つ、ポタージュ風。

    調味は塩のみでシンプルに。じんわり体が温まります。

    材料(2〜3人分)

    ● 玉ねぎ1/4個
    ● カリフラワー1/2個(250g)
    ● 牛乳1カップ
    ● 甘酒(次のページを参照)80mL
    ● コンソメスープの素(顆粒)小さじ1/2
    ● ローリエ1枚
    ● 塩小さじ1/4
    ● バター10g
    ● 黒こしょう少々

    つくり方

     玉ねぎはみじん切り、カリフラワーは1cmの角切りにする。

     鍋にバターを中火で溶かし、玉ねぎ、カリフラワーを炒める。

     野菜がしんなりしたら弱火にし、水1/2カップ(分量外)、洋風スープの素、ローリエを加えてふたをして約5分蒸し煮にする。

     ローリエを取り出してマッシャーで粗めにつぶす。牛乳、甘酒を加え、温まったら塩を加えて混ぜる。器に盛り、黒こしょうをふる。

    * * *

    『こころとからだにやさしい 天然生活の料理入門(天然生活の本)』(扶桑社・刊)

    画像: 「焼き野菜の塩麴マスタードドレッシング」と「カリフラワーの甘酒スープ」と“手づくり塩麹と甘酒”のつくり方/発酵マイスター・榎本美沙さん

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    <料理/榎本美沙 写真/萬田康文 スタイリング/久保原惠理 構成・文/結城 歩>

    画像7: つくり方

    榎本美沙(えのもと・みさ) 
    会社員時代に、夫婦で一緒につくるレシピのwebサイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理専門学校を卒業し独立。発酵マイスターの資格も取得し、雑誌や書籍、動画配信などで発酵料理や季節の手仕事などを紹介。天然生活webでも「榎本美沙の発酵暮らし」を連載中。インスタグラム@misa_enomoto

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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