(『天然生活』2021年11月号掲載)
基本の「甘酒」のつくり方
![画像: 基本の「甘酒」のつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/11/05/6bf2947831a3b6c73fce9d7369d017c421b7cdad.jpg)
発酵しやすい60℃前後をキープするため炊飯器を使用して。あればヨーグルトメーカーや発酵器を使ってもつくれます。
材料(つくりやすい分量)
● 米麴(生麴・乾燥麴どちらでも) | 200g |
● 60℃の湯 | 400mL |
つくり方
1 炊飯器を保温にし、内釜に米麴、湯を入れてスプーンで混ぜる。厚手のぬれぶきんを二重にしてかぶせる。
![画像1: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/11/05/27f382f4fca88261936cdfad9b2ea5e1769b79a7.jpg)
![画像2: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/11/05/c0afde09cce7eea3c8abd4e729db37db300f73b8.jpg)
2 約2時間後にスプーンで全体を混ぜる。ふきんを再度ぬらして二重にしてかぶせる。
![画像3: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/11/05/3accb80ba38cb3c26b85931b7c5732a0af5945cd.jpg)
3 6〜8時間後、とろりとして甘味が出たらでき上がり。
※冷蔵室で約1週間、冷凍で約1カ月保存可能。冷凍する際は保存用密閉袋に入れ、使う分だけパキッと折って使うと便利。
基本の「塩麴」のつくり方
![画像: 基本の「塩麴」のつくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/11/05/94722f2a0fc59c3bbf2eb5d9c7c4dc6699d633ee.jpg)
塩麴は、常温において1週間ほどで簡単につくれます。でき上がったら必ず冷蔵庫へ。冷蔵庫でも熟成は進みます。
材料(つくりやすい分量)
● 米麴(生麴・乾燥麴どちらでも) | 200g |
● 塩 | 60g |
つくり方
1 米麴をボウルに入れてほぐし、塩を加えてよく混ぜる。
![画像4: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/11/05/70b6fcbaef99110ec8afc0e2e43bbc183f2054fa.jpg)
2 水(生麴の場合は200mL、乾燥麴の場合は250mL・ともに分量外)を加えて、スプーンでよく混ぜる。ホウロウやガラスなど清潔な保存容器に入れる。
![画像5: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/11/05/f722219f23413ba35efd591b201d338559a57098.jpg)
3 ふたをして常温におき、1日1回清潔なスプーンで混ぜる(混ぜても表面が乾いているようなら少量の水を足す)。4日~1週間ほどして、米麴がやわらかくなったらでき上がり。
![画像6: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/11/05/a54f6f50d3da6a97b03c78fdb0348c017d71220a.jpg)
※冷蔵庫で3カ月ほど保存可能。使う際は清潔なスプーンですくう。
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<料理/榎本美沙 写真/萬田康文 スタイリング/久保原惠理 構成・文/結城 歩>
![画像7: つくり方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2024/11/05/6dddc143f56a448e6ade85032f7ba1ac7a1a0c28.jpg)
榎本美沙(えのもと・みさ)
会社員時代に、夫婦で一緒につくるレシピのwebサイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理専門学校を卒業し独立。発酵マイスターの資格も取得し、雑誌や書籍、動画配信などで発酵料理や季節の手仕事などを紹介。天然生活webでも「榎本美沙の発酵暮らし」を連載中。インスタグラム@misa_enomoto
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです