ここ数年、グッと身近な存在になった麴。麴に含まれている酵素は、腸の働きと密接な関係にあります。手づくりの塩麴で、その効果を取り入れてみませんか? 料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、アレンジレシピを教わります。今回は、「さつまいもの塩麴おこわ」のつくり方を。
(『天然生活』2021年11月号掲載)
(『天然生活』2021年11月号掲載)
基本の「塩麴」のつくり方
塩麴は、常温において1週間ほどで簡単につくれます。でき上がったら必ず冷蔵庫へ。冷蔵庫でも熟成は進みます。
材料(つくりやすい分量)
● 米麴(生麴・乾燥麴どちらでも) | 200g |
● 塩 | 60g |
つくり方
1 米麴をボウルに入れてほぐし、塩を加えてよく混ぜる。
2 水(生麴の場合は200mL、乾燥麴の場合は250mL・ともに分量外)を加えて、スプーンでよく混ぜる。ホウロウやガラスなど清潔な保存容器に入れる。
3 ふたをして常温におき、1日1回清潔なスプーンで混ぜる(混ぜても表面が乾いているようなら少量の水を足す)。4日~1週間ほどして、米麴がやわらかくなったらでき上がり。
※冷蔵庫で3カ月ほど保存可能。使う際は清潔なスプーンですくう。
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<料理/榎本美沙 写真/萬田康文 スタイリング/久保原惠理 構成・文/結城 歩>
榎本美沙(えのもと・みさ)
会社員時代に、夫婦で一緒につくるレシピのwebサイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理専門学校を卒業し独立。発酵マイスターの資格も取得し、雑誌や書籍、動画配信などで発酵料理や季節の手仕事などを紹介。天然生活webでも「榎本美沙の発酵暮らし」を連載中。インスタグラム@misa_enomoto
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです