ここ数年、グッと身近な存在になった麴。麴に含まれている酵素は、腸の働きと密接な関係にあります。手づくりの甘酒で、その効果を取り入れてみませんか? 料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、アレンジレシピを教わります。今回は、「甘酒抹茶ラテ」と「りんごの甘酒豆乳プリン」のつくり方を。
(『天然生活』2021年11月号掲載)
(『天然生活』2021年11月号掲載)
\甘酒で/
甘酒抹茶ラテ
甘酒のやさしい甘さに抹茶のすがすがしい香りを添えて。
オーツミルクの代わりに牛乳や豆乳でつくってもおいしい。
材料(つくりやすい量)
● 抹茶 | 小さじ2 |
● 甘酒(次のページ参照) | 300mL |
● オーツミルク | 100mL |
つくり方
1 小さめのボウルに抹茶をこし入れ、熱湯大さじ2(分量外)を加えて混ぜ、抹茶をしっかり溶く。
2 小鍋に甘酒、オーツミルクを入れて中火にかけ、混ぜながら加熱する。温まったら火を止める。
3 カップに1、2を半量ずつ入れて混ぜる。
\甘酒で/
りんごの甘酒豆乳プリン
甘酒の粒々が沈んで自然な二層になるかわいいスイーツ。
りんごは皮ごと使うと、色みもよく食物繊維も豊富。
材料(150mLのカップ4個分)
〈プリン〉 | |
・甘酒(次のページ参照) | 250mL |
・豆乳 | 150mL |
・粉ゼラチン | 7g |
〈りんごソース〉 | |
・甘酒(次のページ参照) | 70mL |
・りんご | 1/4個 |
つくり方
1 プリンをつくる。粉ゼラチンは水大さじ2(分量外)でふやかす。
2 小鍋に豆乳を入れて中火にかける。沸騰直前で火を止め、1を加えてしっかりと混ぜてゼラチンを溶かし、ボウルに入れる。
3 2のボウルに甘酒を加えて混ぜ、カップに均等に注ぐ。粗熱を取り、冷蔵庫で冷やし固める。
4 りんごソースをつくる。りんごは皮ごと7mmの角切りにする。甘酒、りんごを鍋に入れて、中火にかける。煮立ったら弱火にして約5分混ぜながら加熱し、りんごがしんなりしたら取り出して冷ます。3に等分にかける。