風邪を引きそうなときにもおすすめ! デザートスープで潤い補給
年を重ねるとともに、肌の乾燥や髪のパサつきが気になってくるもの。
それは、加齢とともに体の潤いが失われているから。
潤いが不足してくると、肌の乾燥や髪のパサつきのほか、生理不順や更年期障害などさまざまな不調の原因にも。だからこそ、日々の食事から潤いを補給することが大切です。
料理家で、国際中医薬膳師の齋藤菜々子さんがおすすめするのが、体を潤す食材を効果的に組み合わせた「潤いスープ」。
本記事では、齋藤さんの「潤いスープ」の中から、りんごとしょうが、はちみつのスープのつくり方をご紹介します。
りんごとはちみつは、どちらも肺を潤す組み合わせ。
風邪を引きそうなときにもおすすめな、養生デザートです。
りんごの代わりに、梨を使っても同じ効果が期待できます。
りんごとしょうが、はちみつのスープのつくり方
材料(2人分)
● りんご(※) | 1/2個(150g) |
● しょうが(皮ごと薄切り) | 1かけ分 |
● 水 | 400mL |
● はちみつ | 大さじ3 |
● レモン汁 | 大さじ1 |
● シナモンスティック | 適量 |
※ りんごは、4等分のくし形切りにし、さらに7~8mm幅に切る
つくり方
鍋に材料すべてを入れて中火にかけ、煮立ったらふたをして、弱火で10分煮る。
★体を潤す食材
〈レモン〉
体に潤いを生み、渇きを止める効果があります。消化を助け、食欲を増進する役割も。
〈りんご〉
消化不良や下痢など、胃腸のトラブルを整えてくれます。口の渇きや、便秘の解消も。
〈撮影/衛藤キヨコ スタイリング/久保百合子〉
※ 本記事は『毎日続けたい 潤いスープ』(文化出版局)からの抜粋です。
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潤い不足によって起こる不調は、肌の乾燥だけではなく、むくみ、便秘、貧血、生理不順、更年期障害…と実にさまざま。その改善には、毎日無理なく作れて、潤い食材を効果的に組み合わせたスープがおすすめ。しっとりツヤツヤ、健康な心身を目指しましょう。
齋藤菜々子(さいとう・ななこ)
飲食店を営む両親のもとに育ち、大学卒業後に一般企業に就職。忙しい日々の中で食事が心身の充実につながることを実感し、料理の道を志す。料理家のアシスタントを務めながら日本中医食養学会・日本中医学院にて中医学を学び、国際中医薬膳師の資格を取得。身近な食材のみを使った作りやすいレシピにこだわり、家庭で実践できる薬膳を提案している。著書に『毎日食べたい 整いカレー』(文化出版局)、『基本調味料で作る体にいいスープ』(主婦と生活社)、『レンチン薬膳ごはん』(家の光協会)など。
公式サイト: https://nanakoyakuzen.amebaownd.com/
インスタグラム:@nanako.yakuzen