• カウンセラーの伊藤絵美さんに、ストレスと上手に付き合い、心をケアする方法を教えていただきました。多種多様なストレスに対処できるように、低コストなリフレッシュ方法をたくさん持ち、意図的に行うのがポイント。日々の暮らしのなかで手軽にできる心のケアを紹介します。
    (別冊天然生活『これまでも、これからも 歳を重ねて楽しむ暮らし vol.2』より)

    自分をはげます

    画像: 自分をはげます

    落ち込んでしまうときには、自分で自分を応援することも有効です。

    もしも友達だったら何と声をかけるか――。想像して、やさしい言葉をかけてください。

    頭の中で好きな人を思い浮かべて、「あの人なら何て言葉をかけてくれるかな」と想像してみても。

    気になることを書き出すワークに続けて実践するのもおすすめです。

    マインドフルネスを使う

    画像: マインドフルネスを使う

    マインドフルネスとは、自分の「いま」をそのまま受け止めること。評価や判断をせず、ただ眺めるようなイメージです。

    その感覚を身につける方法として、「と思った」「と感じる」のフレーズを使ってみましょう。

    たとえば、「悔しい」ではなく「悔しい……と感じる」と口に出してみると、感情に巻き込まれにくくなっていきます。


    〈監修/伊藤絵美 イラスト/にしごりるみ 構成・文/石川理恵〉

    本記事は別冊天然生活『これまでも、これからも 歳を重ねて楽しむ暮らし vol.2』からの抜粋です

    別冊天然生活『これまでも、これからも 歳を重ねて楽しむ暮らし vol.2』

    『これまでも、これからも 歳を重ねて楽しむ暮らし vol.2』(扶桑社)

    『これまでも、これからも 歳を重ねて楽しむ暮らし vol.2』(扶桑社)

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    心と体の変化を受け入れながら「いま」を楽しむヒント

    いつまでも若々しくいられる秘訣は「いま」を楽しむこと。この本では、歳を重ねるにつれ変化していく心と体を受け入れながら、おおらかに楽しんでいる方々をご紹介。
    手塚理美さん、德田民子さん、フジコヘミングさん、広瀬裕子さんなど17人の、暮らしの楽しみ方や工夫、働き方。悩みはつきない、若返る食べ方やレシピ、栄養のこと、お金のこと、大切な思い出や心の整理術などについてもたっぷり掲載しています。



    伊藤絵美(いとう・えみ)
    カウンセラー、公認心理師、臨床心理士。認知行動療法の専門家として多数の著書を持つほか、近著『セルフケアの道具箱』(晶文社)では、自分をケアするための100個のワークを紹介。同療法を広く活用するためのオンラインワークショップも開催している。

    洗足ストレスコーピング・サポートオフィス
    https://www.stress-coping.com/



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