「カキ入りクラムチャウダー」のつくり方
アサリとカキのうま味でとっても濃厚 体もぽかぽか温まります。
材料(2人分)
● カキ | 80g(4粒) |
● マッシュルーム | 50g |
● ベーコン | 20g |
● 長ネギ | 40g |
● ショウガ | 1かけ |
● チンゲンサイ | 1/2株 |
● オリーブオイル | 大さじ1 |
● 酒 | 大さじ1 |
● バター | 20g |
● 小麦粉 | 大さじ1 |
● アサリの水煮缶 | 1缶(225g) |
● 牛乳 | 200mL |
● コンソメスープのもと | 小さじ1/2 |
● 塩・コショウ | 適量 |
つくり方
1 カキを、塩・かたくり粉・水少々(分量外)で軽く洗い、すすぐ。マッシュルームは薄切りに、ベーコンと長ネギはみじん切りに、ショウガは細切りに、チンゲンサイは軸と葉に切り分け、それぞれ食べやすく切る。
2 冷たいフライパンにオリーブオイル・ベーコン・ショウガを入れてから弱火で炒める。マッシュルーム・長ネギ・酒も加えて炒め、しんなりしたらチンゲンサイの茎を加え、バターと小麦粉を入れて粉気がなくなるまで炒める。
3 アサリ水煮缶の汁を入れ、混ぜてなじませ、牛乳・アサリの身を入れてひと煮立ちさせ、コンソメスープのもとを入れる。味を見て足りなければ塩を足す。カキとチンゲンサイの葉を入れ、カキに火を通す。
4 器に盛り、オリーブオイル(分量外)を回しかけ、コショウを振る。
薬膳効果
【カキ】血と陰を補う。血の不足による不眠、不安感、寝汗、貧血に。むくみを取り、二日酔いにもよい。疲労回復、抗動脈硬化、肝機能強化作用。
【マッシュルーム】気を補う。胃腸の虚弱に。お通じを整える。
【アサリ】むくみをとる。血を補い、不安感やイライラを和らげる。肝機能強化作用。
【牛乳】気を補う。潤いを補う。疲労回復に。潤い不足による便秘や肌の乾燥、ドライマウスに。
ポイント
冬の乾燥に負けないようにアサリやカキなどを使って潤いを取り入れながら、血を補うことで温め力を養うレシピです。カキの代わりにムール貝やホタテでも。
本記事は、『おいしい!かんたん!!温活薬膳レシピ』(毎日新聞出版)からの抜粋です。
https://tennenseikatsu.jp/_ct/17734540
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<料理/麻木久仁子>
麻木久仁子(あさぎ・くにこ)
1962年11月12日、東京都生まれ、学習院大学法学部中退。知性派タレントとしてクイズバラエティ番組を中心に出演する他、司会、コメンテーターとしても活躍。2010年に脳梗塞、2012年に初期の乳がんが見つかったことから、検診の大切さや自身の体験を、講演会や情報番組などで伝えている。そんな経験から食事を見直し、中でも「薬膳」に興味を持つ。その後、国際薬膳師、国際中医師の資格を取得。2020年には温活指導士の資格、2021年には登録販売者の資格も取得。タレント業の傍ら、食を通して「体を温め、免疫力を高める」という考えや食事などを多方面で提案している。著書に「おひとりさま薬膳』(光文社)など。
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