(『天然生活』2020年1月号掲載)
ローズマリーとタイムで風味付け
さわやかな風味としっとり食感が楽しめる「自家製ツナ」
料理研究家の松田美智子さんに、めかじきでつくる手づくり保存食「自家製ツナ」のつくり方を教えていただきました。
ハーブの風味がさわやかで、しっとり食感を楽しめるツナは、油っぽさがなく、和風にも洋風にも活用できます。
こちらの記事で紹介した、「いんげんと塩卵のサラダ」に加えて、南仏風サラダにするのもおすすめです。
「自家製ツナ」のつくり方
材料(つくりやすい分量)
● めかじきの切り身(生、2cm厚さ) | 4切れ |
● A | |
・オリーブオイル | 大さじ3 |
・塩 | 小さじ1 |
・ローズマリー、タイム | 各2枝 |
・にんにく(すりおろし) | 小さじ1 |
・レモン汁 | 大さじ2 |
・白こしょう | 少々 |
● B | |
・オリーブオイル | 200mL |
・チキンスープ | 200mL |
つくり方
1 めかじきをAと合わせ、30分室温におく。
2 鍋にBを入れ、1を加える。ふたをして弱めの中火で15分煮て、火を止める。室温になったら、煮汁ごと密封容器に移す。
※冷蔵庫で4~5日保存可能。
「自家製ツナ」を使って
大根おろしと調味しょうゆでいただく「自家製ツナ」
鬼おろしで粗くおろした大根に、香り豊かなしょうゆをたらり。
口の中でほろりとほどけるツナと混ざり、シンプルなごちそうに。
材料とつくり方(2人分)
1 器に自家製ツナと煮汁少々を盛り、大根おろし適量をのせる。
2 調味しょうゆ(しょうゆににんにく、しょうが、柑橘の皮などを合わせて少しおいたもの)をかけていただく。
〈撮影/川村 隆 取材・文/河合知子〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
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