牛肉と里いもの重ね焼きグラタン風のつくり方
サワークリームを使った酸味のあるソースでさわやかな仕上がりに。
材料(つくりやすい分量)
● 牛肉切り落とし(ももロース) | 300g |
● 里いも | 300g |
● 玉ねぎ(みじん切り) | 1/2カップ |
● 塩、白こしょう | 少々 |
● オリーブオイル | 大さじ1 |
● にんにく(みじん切り) | 小さじ1 |
● ベーコン | 50g |
● サワークリーム | 1/4カップ |
● 牛乳 | 1カップ |
● ナチュラルチーズ | 1/2カップ |
● パルメザンチーズ | 1/4カップ |
つくり方
1 ベーコンは薄切りにする。里いもはよく洗い、むきやすくなるよう乾かしてから薄く皮をむき、繊維を断ち切るように薄切りにする。
2 バットに肉を広げ、塩とこしょうをふる。
3 鍋にオリーブオイルとベーコンを入れて炒め、にんにくと玉ねぎを加え、さらに炒める。しっかり炒めたらバットに広げて冷ます。
4 ボウルに牛乳とサワークリームを合わせる(しっかり混ざり切らなくてもよい)。
5 最後にのせる用に肉を3〜4枚に取っておく。
6 耐熱の鍋(またはふた付きの耐熱皿)に残りの肉の1/3の量を広げる。その上に1/3量の里いもを、その上から1/3量の3を広げ、1/3量のナチュラルチーズをのせる。これを3層になるように繰り返し、最後に5の肉を広げる。
7 4を入れ、パルメザンチーズ、好みで白こしょうをふり、200℃のオーブンでふたをして15分、ふたを外し15分焼く。里いもがやわらかくなり、水分がなくなればよい。
※耐熱皿にふたがない場合は、アルミホイルを3重にしてふたにする。
牛肉切り落としのこと
牛肉切り落としは手に入りやすく、炒めものや煮ものはもちろん、さまざまな料理に使うことができます。薄いので火が通りやすく、小間切れと違い、部位ごとに購入できるので、扱いやすいのが特徴です。
脂がのった肩ロース、赤身のもも肉など料理に合わせて選びましょう。お買い得価格で店頭に並んでいるの見つけたら、少し多めに買って冷凍しておくと便利です。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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