自然派医師の本間真二郎先生に、大豆、市販の納豆、水からつくる自家製の「納豆」のつくり方を教わります。好みで、黒豆を使っても。
(『天然生活』2023年11月号掲載)
(『天然生活』2023年11月号掲載)
納豆のつくり方
好みの大豆と市販の納豆から手軽につくれる自家製納豆。
「我が家では黒豆でつくることも。大豆は水をふくむと2倍以上に膨らむので、小粒のものがおすすめです」
材料(つくりやすい分量)
● 大豆(できれば小粒のもの) | 250g |
● 納豆 | 1パック分 |
● 水 | 750mL以上 |
つくり方
1 大豆を洗い、水に半日ほどひたしておく。
2 蒸し皿に水からあげた1を入れ、圧力鍋に入れて、空炊きにならない十分な量の水を張り(分量外)、弱火で20分ほど蒸す。
3 2の大豆が熱いうちに納豆を加えて混ぜる。清潔な保存容器に移し、納豆に水滴が落ちないようにキッチンペーパーを巻いたふたをかぶせる。
4 3を40℃程度に保温した発泡スチロールの中などで、20~24時間おく。
5 納豆を取り出し、冷蔵庫で半日以上おいて熟成させる。
* * *
〈撮影/山田耕司 取材・文/嶌 陽子〉
本間真二郎(ほんま・しんじろう)
小児科医・微生物学者。2001年より3年間、アメリカにてウイルス学、ワクチン学の研究に携わる。2009年より栃木県那須烏山市で地域医療に従事しながら、自然に沿った暮らしを実践中。著書に『別冊天然生活 本間真二郎さんの病気にならない暮らし方』(扶桑社)など。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです