Emiさんの“家族をつなぐ”小さな段取り 01
おみくじ風おにぎりで、子どもたちにエールを

平日におなかをすかせて帰宅した子どもたちが、さっと食べて塾などに出かけられるよう、週末におにぎりをまとめて握り冷凍。

マスキングテープにポジティブな言葉を書いたおみくじ風の「ハッピーおにぎり」にすることで、仕事で顔を見られなくても気持ちが伝わる。

Emiさんの“家族をつなぐ”小さな段取り 02
マークラベルで、子どもにもわかりやすく

乾燥機から取り出した洗濯物は、各自が対面にある収納棚へ。

子どもたちが幼いころからの習慣なので、ソックスや下着などをマーク化したラベルを貼って一目瞭然に。

はがせるメンディングテープなどを使っているので、引き出しの用途が変わっても再利用できる。

Emiさんの“家族をつなぐ”小さな段取り 03
学校からのお知らせは、定位置を決めて確認

学校からのお知らせプリントは、冷蔵庫の扉に設置したお手紙ポストに、帰宅した子どもたちが投函する決まり。

Emiさんが内容をチェック後、提出する必要のあるものは記入し、保存するものは専用トレイへ。

必ず目に入る場所なので、確認し忘れもなく安心。

Emiさんの“家族をつなぐ”小さな段取り 04
キッチンタオルは、用途別に色を決めて

家族みんなで家事ができるよう、台ふきはブラウン、食器ふきは白、手をふくのはグレーとルールを共有。

「台ふきでうっかり食器をふいてしまう、なんてこともないので安心です。いろんな色や柄が交ざらないことで、キッチンがすっきり見えるというメリットも」

Emiさんの“家族をつなぐ”小さな段取り 05
収納場所を工夫し、ごみ袋交換をスムーズに

いたずら盛りの猫のコロンが家族の仲間入りをしたこともあり、ごみ箱を新調。

それまでキッチンのシンク下にしまっていたごみ袋の収納法を、ごみ箱裏に取り付けたタオルバーに掛けるスタイルに変更。

ごみ袋の交換は夫の役目で、探す手間が省けると大満足だそう。

Emiさんの“家族をつなぐ”小さな段取り 06
子どもにも使いやすい道具で、きれいな玄関に

サッカーシューズで一年中砂まみれになりがちな玄関は、ほうきとちりとりを使って掃き清める。

家族みんなが気づいたときにお掃除できるよう、子どもにも扱いやすい柄の短いものをセレクト。

おうちの顔といえるスペースなので、いつもさっぱりときれいに。

〈撮影／ヨシダダイスケ　取材・文／野崎 泉　構成／鈴木理恵〉

Emi（えみ）
2012年に、整理収納アドバイザーとして独立。兵庫・西宮を拠点に「OURHOME」を主宰。私たち家族の“ちょうどいい”暮らしをコンセプトに、暮らしまわりの情報発信、オリジナル商品の企画・販売、オンラインレッスン、企業との共同開発などで活躍中。Voicyで平日は毎日「暮らす働く“ちょうどいい”ラジオ」を配信中。https://ourhome305.com/

※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです