マスカルポーネチーズ不要！ 酸味とほろ苦さが絶妙な味わいに
パティシエのHIRO SWEETSさんに、「ヨーグルティラミス」のつくり方を教えていただきました。
簡単につくれておいしいティラミスですが、マスカルポーネチーズは手に入りづらく、価格も高いという声も……。
そこで、HIRO SWEETSさんが考案したのが、マスカルポーネをヨーグルトに置き換えたレシピ。
濃厚でありながら、後味はさっぱりとしていて、とてもおいしいと大人気です。
身近な材料であっという間につくれるので、バレンタインのお菓子にもおすすめです。
ヨーグルトティラミスのつくり方
材料（13cm四方の保存容器1台分）
| 〈コーヒーシロップ〉 | |
| ● A | |
| ・水 | 80g |
| ・グラニュー糖 | 25g |
| ● インスタントコーヒー | 8g |
| 〈クリーム〉 | |
| ● 生クリーム（35％） | 200g |
| ● グラニュー糖 | 40g |
| ● プレーンヨーグルト（無糖） | 400g |
| ● 市販のビスケット | 10～12枚 |
| ● ココアパウダー | 適量 |
下準備
ボウルにザルを重ね、ペーパータオルを敷く。ヨーグルトを入れてラップをかけ、冷蔵庫に入れてひと晩水きりする。
つくり方
１ コーヒーシロップをつくる。鍋にAを入れて弱火にかけ、泡立て器で混ぜながら温める。沸騰したら耐熱容器に入れたインスタントコーヒーに注ぎ、そのまま冷ます。
２ クリームをつくる。ボウルに生クリーム、グラニュー糖を入れ、ボウルの底を氷水にあてながら、7〜8分立てに泡立てる。水きりしたヨーグルトを加え、泡立て器でよく混ぜてからゴムべらに持ち替え、均一になるまで混ぜる。
３ 容器にビスケット5〜6枚を並べ、１の1/2量をハケでたっぷりとしみこませる。
ハケの代わりにスプーンを使っても。一度シロップをしみこませてから、少し時間をおいてもう一度シロップを塗るとよい。
４ ２の1/2量を流し入れ、ゴムべらで平らにならし、残りのビスケットを並べる。残りの１をしみこませて残りの２を流し入れ、表面を平らにならす。冷蔵庫に入れて1～2時間冷やす。
５ 茶こしでココアパウダーをふりかける
HIRO's Voice
● ビスケットの代わりにスポンジケーキやカステラでもおいしくつくれます。
● 容器は好みのものでOK。グラスに分けて盛りつけても。
● コーヒーの量は好みで調整を。エスプレッソコーヒーなら、苦味が際立ちます。
〈撮影／山川修一 スタイリング／官野亜海〉
※ 本記事は『作りたいお菓子～いつもの材料でプロの味』（扶桑社）からの抜粋です。
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HIRO SWEETS（ヒロ・スイーツ）
東京の製菓専門学校を卒業後、世田谷で数店舗を構える老舗洋菓子店や練馬、地元長野県の有名パティスリーにて10年以上パティシエとして働く。2022年よりYouTubeで動画の配信を開始。身近な材料で誰でも簡単に作れるプロならではのレシピを発表し、人気を集める。本書が初の著書。
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