ごはんがすすむ、魅惑のおかず

立ち上る湯気に、つやつやの輝き。ほんのり甘い香りに、もっちりとした歯ごたえ……。

むしょうに恋しくなる白いごはんを存分に楽しむための料理を、本田明子さんに教わりました。

にんにくよりもしょうが、玉ねぎよりも長ねぎが白ごはんに寄り添うのだとか。

豚のしょうが焼きのつくり方

たっぷりのしょうががピリリ。加熱時間わずか数分のスピード料理。

肉を動かさずにじっくり焼き、仕上げは勢いよく炒めるのがコツ。

材料（2人分）

つくり方

１　Aを混ぜ合わせておく。フライパンを熱してサラダ油をひき、なじませる。豚肉を入れて軽く広げ、動かさないようにして強めの中火で片面を焼く。

２　肉のふちの色が変わってきたらAを加える。火を弱めず、ほぐしながら味をからめるように炒める。

３　器に盛り、トマトとたっぷりのキャベツを添える。

〈料理／本田明子　撮影／山川修一　取材・文／河合知子　スタイリング／久保原惠理〉

本田明子（ほんだ・あきこ）
家庭料理家。小林カツ代の一番弟子として25年間助手を務め、料理の味、技、考え方を学び、2007年に独立。雑誌、書籍、TV出演、ウェブメディアなど、多岐にわたり活躍。シンプルで奥深い、簡単だけれど手を抜かないレシピが好評。『本田明子さんの さあ、なに食べよう。』（マガジンハウス）など著書多数。インスタグラム@honda_akko

※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです