刺しゅう糸の収納アイデア
絡まりにくく、見た目もかわいい“三つ編み”収納
刺しゅう糸について小さなストレスを感じていたという庄司さん。
そんなとき、手芸店の店員さんから教えてもらったのが「三つ編み」にする方法でした。
「三つ編みにしておくと、使う分だけスルッと抜けるのでとても気持ちがいいです。下準備が面倒くさいと感じるときもありますが、テレビドラマを観ながら三つ編みしています」

庄司さんの裁縫箱をのぞくと、きれいに三つ編みされた刺しゅう糸がたくさん
刺しゅう糸を三つ編みしてみましょう
コツをつかめば、かんたんなのでぜひトライしてみてください。

用意するもの
- 刺しゅう糸
- 刺しゅう糸についている2つのラベル
- ハサミ
- つまみの部分があるクリップ
- クリップを固定できるもの
1 購入した状態 (下の写真のオレンジの刺しゅう糸の状態) からラベルを2つとも外し、糸をほどいて半分に折る。

2 使いやすい長さに折り(目安は2〜3回)、ラベルを通す。

3 端の輪の部分をハサミでカットする。

4 裁縫箱など固定できるものにクリップをとめる。クリップのつまみの両サイドに2つのラベルがくるように、刺しゅう糸をかける。左右の束をそれぞれ分けて、4つの束にする。さらに、左に1本、中央に1本 (左右の束から合わせる) 、右に1本と、3つの束にする。

5 きつくなりすぎないように三つ編みをして完成。

6 使うときは、刺しゅう糸を2つのラベルの間から引き出す。

三つ編みした刺しゅう糸の収納アイデア
色味別にリングでまとめて
色味ごとに刺しゅう糸をまとめてリングに通して保管するとより便利。
「バラバラにならずに、見た目もかわいく収納できますよ」

寒色系、暖色系と色のグループごとに刺しゅう糸をまとめれば、より便利
▼「刺しゅう」を楽しむ暮らしの記事一覧
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天然生活2025年4月号では、本記事で刺しゅう糸の収納方法を教えてくれた手芸作家・庄司裕子さんの「身近な動物と植物のやさしい刺しゅう」を紹介しています。あわせてお楽しみいただけましたら幸いです。
〈撮影/林 紘輝 取材・文/飯作紫乃〉
庄司裕子(しょうじ・ひろこ)
手芸作家・カレー店店長。baobab factory主宰。作家活動とともにカレー作りにも力を注ぐ。「日々の生活がより楽しくなるようなものづくり」をモットーに活動。カスタムオーダーできるトートバッグや九谷焼の食器等をbaobab factoryのwebshopで販売。3匹の保護猫と生活中。
http://baobabtote.com/

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