お菓子はほとんど手づくりするという、はなさん。何度もつくっている、とっておきのレシピを教えてもらいます。毎月30日更新。
hana’s memo
いちごがおいしい季節がやってきました。
今回は宮城県産「MIGAKI-ICHIGO」を使用。甘さが際立つ、美しいいちごです。

今回は宮城県のMIGAKI-ICHIGOを使用
ババロアのふんわりとした食感を楽しみたいので、生クリームはとろんとした7分立てに泡立てます。

生クリームは7分立てに
春らしい色合いのデザート。
おいしそうないちごに出合ったら、ぜひつくってみてくださいね。
「いちごババロア」のつくり方

材料(直径7cm×高さ7.5cmの器3個分)

いちご | 1パック(15粒)※ヘタを取り除き正味210g |
牛乳 | 50mL |
グラニュー糖 | 45g |
粉ゼラチン | 5g |
水 | 大さじ2 |
生クリーム | 100mL |
スペアミント | 適量 |
下準備
*いちごは水洗いし、ヘタを切り落とす。ひと粒は飾り用にとっておく。
*ゼラチンを分量の水で10分間ふやかす。
つくり方
1 いちごをミキサーにかけ、ジュースにする。ざるでこして、ピューレ状にする。

まずはジュースにする

ざるでこしてピューレ状にする
[はなよりひと言]
ミキサーがない場合はフォークの背でつぶし、同じようにざるでこします。
2 牛乳とグラニュー糖を鍋に入れて火にかけ、砂糖が溶けたら火から下ろす。

砂糖が溶けたら火から下ろす
[はなよりひと言]
牛乳の温度が50℃くらいで砂糖が溶けます。
3 ふやかしたゼラチンを2に入れて溶かし、冷ます。

ふやかしたゼラチンを加える
4 生クリームを7分立てにする。

生クリームは7分立てにする
5 大きめのボウルに氷水を入れ、その上に少し小さめのボウルに入れた1のいちごピューレをのせて冷やす。
6 3を5のピューレに加えて泡立て器で静かに混ぜる。

冷やしながら牛乳を加える
7 6に、泡立てた生クリームを加え、ゴムべらで切り混ぜる。

最後に生クリームを切り混ぜる
8 混ざったら氷水からボウルをはずし、ダマがないか確認する。

ダマがないか確認する
9 8を器に同量ずつ流し込み、ラップをして冷蔵庫で3時間ほど冷やし固める。

器に入れてラップをしたら冷蔵庫で冷やし固める
[はなよりひと言]
約2カップ分の分量になります。
10 9が固まったら冷蔵庫から出し、飾り用にとっておいたいちごを刻み、スペアミントとともにババロアにのせる。

最後に刻んだいちごとミントを飾る。ミントが余ったらお湯を注いでミントティーに

はな
モデル・タレント。神奈川県横浜市出身。17才からモデル活動を始める。現在は、ファッション誌で活躍するかたわら、FMヨコハマ「Lovely Day♡~hana金~」のナビゲーターも務めるなど、幅広く活躍している。趣味はお菓子づくりや茶道、仏像鑑賞。著書に『はなのお菓子』(扶桑社)、『はなと学ぶ パンダに会いに行くための中国語』(白水社)、『今日もお稽古日和』『はな、茶の湯に出会う』(ともに淡交社)、『hana’s style book』(宝島社)、『ちいさいぶつぞう おおきいぶつぞう』(幻冬舎)、『おくるおかし』(集英社)など。最新刊は藤森照信氏との共著『ニッポン茶室ジャーニー』(淡交社)。
インスタグラム:@hanalovestaco
YouTube:はなランド
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天然生活webの連載「はなのお菓子」で人気のレシピを集めて、1冊にまとめました。「いちごショートケーキ」「タルトタタン」「台湾カステラ」「バスクチーズケーキ」など、はなさんが試作を重ねてできた32のレシピ。ぜひお家でつくってみてください。お菓子づくりに目覚めたきっかけなどについてのインタビューも掲載しています。
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